予想される非財閥系台頭 半年か1年後に南北朝鮮統一 (2012.08.28)
買い先行で始まり一進一退。次第に見送られた。4日ぶり反発したNYダウ、CMEを受けたもので先物の空中戦。ドル、ユーロともに円高に振れ伸び悩んだ。竹島と魚釣島騒動から情勢変化急ピッチ。最大級といわれる台風15号が28日6時黄海、29日午前3時朝鮮半島に上陸する見込みという。日計り商いが目立つ。15号の進路を見ると、半島西の海域を通るため韓国、北朝鮮にとって最悪のコース。収穫の秋を目前に農作物も危機。日本に「神風が吹いた」そうだ。一方、24日スマホの特許をめぐり、カリフォルニア連邦地裁から825億円の賠償命令を受けたサムスンも危機。台風が天災としても、アップル勝訴を米国の意思とも受け取れる。しかし、韓国軍は同日延期していた独島防衛訓練を9月7日から始めると発表。欧米の金融危機と並び極東でも消耗戦が続きそうだ。注目されたのが、読者10万人以上という中国広東のツィッター「微博」の声明。中国政府が1949年から71年まで魚釣島を日本の領土と認めていた。1953年1月の中国共産党機関紙、人民日報の記事、幾つかの公式地図などによるもの。つまり、竹島と魚釣島もめくらまし。双方内政の行き詰まりを海外に転嫁するもので、スケールアップしたシリア内戦もイスラエルの攻撃が主因。裏でエジプト軍がイスラエル国境付近に集結。イスラエルの「ユダヤ人」も韓国同様過酷な運命が待ち受けているという。いずれも6月1日から日中通貨直取引が始まり本格化。ユダヤ系歴史家ホブズボームが1914〜91年と定義した「短い20世紀」が終わったという。国際金融資本が1913年12月23日FRBを設立して米国を乗っ取り、17年のロシア革命で旧ソ連に共産主義を持ち込み短い100年。米露2極による世界支配が終わろうとしている。1976年ベトナム、1989年ドイツにつぎ、半年か1年後朝鮮も南北統一。これを先取りするのが竹島と魚釣島の領有権問題。「微博」が「中国政府はこれでも魚釣島がわれわれの領土といえるのか」と証拠を示したように、竹島も27日述べた通り日本が圧倒。歴史的な検証も韓国側が及び腰。彼らは日本と対立し、米軍が撤退しようものなら立つ瀬なし。中国は北朝鮮が可愛いし、日本が10月以降スワップを解消するとお手上げだ。つまり、今後3週間NY中心に高値圏の踊り場。8月31日FRB議長講演、9月12日FOMC第3次緩和を目安に売り上がり。現金ポジションをつくりたい。バフェットが米国の地方債CDS契約1兆2700億円のうち半分解約というから只事と思えない。
日経平均は14円高。9085円の引け。出来高10億9600万株、売買代金6500億円。70円高で寄った9月物が20円高の9080円で安値引け。外資の買い煽りもさまにならない。これから3週間勝負。引くに引けないところだ。■■■(****)が高い。27日発売の「プレジデント」で紹介された膵臓癌ワクチン治験公開記事が手掛かり。米、仏、シンガポールなど海外の方が早いとみられる。■■■■■■■■(****)、■■■■(****)強気。中国とロシアが相手なら■■■(****)にビジネスチャンス。財閥系は国際金融資本に足を引っ張られそうだ。まさかの場合、■■■■■■(****)より■■■■■■(****)が人気化。非財閥系の台頭が予想される。現在、ワシントンには経済全体を理解している政治家がいないという。FRB議長は国際金融資本の代理人である。(了凡)