証券ビュー

アンコール伊勢町

手掛かり難でも続行  プログラム通りフィナーレまで (2012.07.12)

依然、手掛かり難。取りつく島がない。前・後場通して見送られた。欧州救済基金に対し10日ドイツが合憲の有無を先送り。来年7月稼働を1年繰り上げたESMもイタリアで立法手続きに支障。バークレイズの不手際といい、いかにも欧州らしい。欧米に中国、インドも景気頭打ちが伝えられ、臆面もなく追加緩和にぶら下がった相場。12日が日銀、31日FOMC待ち。明けても暮れても消耗戦だが、行くところまでいかないと収まらない。19世紀ロスチャイルド、20世紀ロックフェラー。延べ200年、国際金融資本のマスタープランといわれ、五輪、米大統領選を踏まえフォトンベルトでフィナーレ。2001年9・11と2011年3・11の和が2012年12月22日(日本時間)にあたり、来年12月FRB創立100年を迎えるのも彼ららしい。自分たちが統一政府をつくり、世界に君臨すると伝えられるもの。すでに実質破綻し二進も三進もいかないが、フリーメーソンやイルミナティレベルでプログラム通り続行する模様。さらに手掛かり難だが付き合わざるを得ない。今となれば、彼らに抵抗してきた欧米の市民レベル・新興国の多くが宗主国離れ。日本詣でが盛んという。ドル・ユーロ、人民元もお釈迦になりかけ円のひとり勝ち。10日も10年債利回り0.790%。同日30年債7000億円の発行に対し2兆6000億円の応札。4倍を超える人気振り。何か起きると日本頼み。その都度円高に振れ、なかなか株が上がらない。しかし、程度問題。日本は欧米や中国にひきかえ、資金ポジションが遥かにマシ。半年や1年はゆうに持ちこたえられる。フォトンベルトまで半分手仕舞いでもしのぐところだ。今日お伝えするのは、01年4月合併した三井住友銀の舞台裏。92年クリントン政権から三菱グループを使ったロックフェラーの日本支配、金融界乗っ取りに対抗するものという。三井ロスチャイルド勢力が明らかに劣勢となり、挽回するため欧州ロスチャイルドの当主が住友と大連合を組んで防衛手段に出たそうだ。住友は別子銅山がルーツ。しかし、幕末からドイツのダイムラー・シーメンスに育てられた。先行したのが前年9月JPモルガン、チェース・マンハッタン銀の大合併。米国ロスチャイルド系の砦といわれ、日本版が三井住友銀というわけだ。三菱東京UFJ銀の場合、住友が旧三和に対する未練もあり、UFJを三井に引っ張り込んだが、三菱グループから横槍が入り抜かれたという。さらに、ロックフェラー系が株の売り崩しをかけ、三井住友銀が5000億円損を出し手を引いたといわれる。現在ロックフェラーが致命的な打撃を受け、英国、ドイツの銀行も巨額の損失を隠したまま。これから未償還の資金繰りに追われる。

日経平均は6円安。8851円の引け。SQを控え間際に下げ渋った。出来高13億6400万株、売買代金8400億円。1ヵ月ぶり低水準。プレーヤーに胴元も赤字続きだ。しかし、日本企業が健気。リーマン、大震災、円高など吸収し復活に意欲。半年、1年後目星がつくはずだ。■■■■■■■■(****)が堅調。取組好転も手掛かり。7、8月高値を更新しそうだ。■■■■(****)は反転途上。10日95万株出来て助走が始まった。取組も買い方ペースで拡大。一段高が見込まれる。■■■■■■■(****)を取材した。近日中に報告するが、癌ワクチン関連と抗体医薬品にも有力な手掛かり。芽を吹いているのがわかった。大きな相場がやってくる。 (了凡)