来年FRB創立100年 気になるバークレイズの不正 (2012.07.10)
週明け安い。一段と見送られた。わずか8万人増にとどまった。6月の米雇用統計、再び7%を突破しスペイン10年債利回り、寄り前の機械受注統計14・8%減(5月)などカウンターパンチ。後場さらに一段安になった。8930円(90円安)で始まった日経平均9月物が先行指標。引けも8880円と安く小休止とみられる。気になるのが英大手銀バークレイズの金利不正操作。イングランド銀の息がかかったもので、ネイサンが初代当主のロスチャイルド・ロンドン家大ピンチ。五輪後厄介なことになりそうだ。日本で維新の時「薩長土肥」に肩入れ。幕府側についたパリ家に対抗し、日英同盟のもと日露戦争に勝利をもたらした、その後も貸し付けた巨額資金回収を巡り、太平洋戦争に追い込んだといわれるエピソード。それ以上に、来年FRB創立100年を目安に米議会とFRBが対立。1913年12月23日、多くの上院議員がクリスマス休暇のさなか、連邦準備法を無理やり通したのもロンドン家。当時民間のNY7行が出資し、株式を持ち合って保有する中銀をつくった。それがFRB(連邦準備制度銀行)。世界統一政府に備えるものとみられ、今後五輪、米大統領選、フォトンベルトを経て100年だけにひっかかる。1913年にFRBを立ち上げた翌年、ロックフェラーがロンドン家の寝首を掻いて世界覇権を奪い取ったという。その2年前、豪華客船タイタニック号の沈没。多くのロスチャイルド系米国富豪たちが死んだといわれる事件が起きた。さらに、1914年7月欧州で第一次世界大戦。ウィルソン米大統領は、2001年9・11さながらドイツ潜水艦による「ルシタニア号撃沈事件」をでっち上げ、米国を欧州戦線に引っ張り出したと伝えられる。受け売りだが、国を支配するには、マネーサプライを独占する体制を確立。中銀を支配しなければならない。ロンドン家は、米国民がどんなに反対しても中銀をつくり、自分たちが筆頭株主なるという考え。そもそも独立戦争が英国の中央集権的な金融支配から逃げるためのもの。創設準備に小数の銀行家たちが密かに進めた。しかしFRBが個人たちの私有による中銀とあって今でも大もめ。FRBを作ったロスチャイルドに対し米議会が立ち上がったわけだ。6日ロスチャイルドが衰退しロックフェラーも著しいと述べたように五輪後FRB大荒れ。第3次緩和まで目一杯時間稼ぎ、実施すれば第4次なし。双方の負債が特融により無限に膨らんでいる現状から、8月以降カウントダウンに入るとみられる。
日経平均は123円安。8896円の引け。出来高は12億8300万株、売買代金8000億円。売りも買いも腰が引けてさまにならない。■■■(****)を除き癌ワクチン関連堅調。低位で■■■■(****)、■■■■■■■(****)比較的しっかり。■■■■■■■■(****)、■■■■(****)よし。■■■■■■(****)はじめレアアース、メタンハイドレードが小甘い円。ドル・ユーロともに再び振ってくる印象。しかし、■■■■(****)を見ていると何も怖くない。日本は国際金融資本が崩壊しても復活するし、同社自体ボトム圏。兜町は日本の底力を知っている。2015年、ロックフェラー帝国が互解するといわれる。はっきりした負債だけで4000兆円。ゴールドマン、シティバンクが崩壊を始めた。米国の覇権が消えかかっている。我々は持ち場、持ち場で最善を尽くせばよい。(了凡)