証券ビュー

アンコール伊勢町

戦勝国と敗戦国の攻防 行き詰まるイスラエルと韓国 (2012.06.15)

円ドル79円、ユーロも99円台で膠着状態。売り買い煽りが一巡した。15日に日銀、17日ギリシャ、20日にはFOMC待ち。大半織り込んだが、予断を許さないためだ。20日が新月で興味深い。4日満月(日経平均144円安)に対し逆の目が予想される。関門に異論ないがゴールに程遠く、むしろ今年12月と来年5月が関門。残るのがドイツと日本と述べた。半年後フォトンベルト、1年後「住専」グローバル版を加味したもので、国際金融資本の崩壊が主因。彼らは死に体になっても既得権や特権を手離さず延命。諦めの悪いのが特徴。倒すか倒されるか戦闘状態に入ったわけで、われわれは持ち場、持ち場で最善を尽くし、無事に半年、1年後を迎えられるやよし。欧米、中国も消耗戦に音を上げるとみられ、13日述べたアラビア・シナイ半島のイスラエル、マレー半島のシンガポール、朝鮮半島でも韓国が行き詰まるという。ロシアが日本に北方領土2島返還を条件にシベリア開発、同鉄道延長を持ちかけた経緯も新鮮。考えられる事態になってきた。米国が国際金融資本の後ろ盾を失い、同盟国の軍事・資金支援に支障をきたしているためだ。彼らがドイツと日本の資金を狙うのも当然で、為替や債券、株など金融取引に介入。ドイツも日本も英米のデリバティブやレバレッジに馴染まず、手こずっているという。しかし、今、来週をきっかけにロンドン五輪、米大統領選にかけて戦勝国と敗戦国の攻防再開。下に振ったところで、日経平均9300円(半値戻し)が予想され、待機資金を捻出するところ。不測の事態に備えるためだ。気になるのが韓国。5月入手した情報によると、中国に飲み込まれ、北朝鮮に併合され減亡すると伝えられ、同月サムスンが史上最高値を更新したのもひっかかる。国際金融資本崩壊後、米国及び米軍の力が劇的に低下。韓国単独で北朝鮮、中国、日本に対抗できないのが理由という。同月17日、米軍ニュースサイト「星条旗」が北朝鮮南進に対し、在韓と友好国外国人を退避する計画を発表したのも手掛かり。北方領土返還となれば、米軍の韓国引き揚げも現実になる。今年か来年、イスラエルと韓国が行き詰まるといわれるが、そうなると日経平均の影響も大きい。■■■(****)とつき合うだけでいい勉強になりそうだ。
日経平均は18円安。8568円の引け。出来高13億9100万株、売買代金8500億円。後場先物に打診買いが入り持ち直した。相変わらず■■■■■■■■(****)が堅調。■■■■(****)や■■■■■■(****)が切り返し、■■■■■(****)に続いた。■■■■(****)は、自社株買い900万株(200億円)発表しながら7円高。タイミングが悪い。■■■(****)も後場変わらずまで戻し安値引け。とやかくいう場合でない。案ずるより産むが易し。20日過ぎになるとわかる。■■■■■■■■(****)の出直りがじれったい。福島原発の事故処理がはっきりしないため、■■■■(****)のゼオライトも一種のヘッジ。奇跡が起きないか見守っている。受け売りだが、欧州で危ないのはPIIGSばかりかドイツ、フランス、英国、ベルギー。さらにスウェーデン、オーストリア、オランダも要注意という。オーストリアはハプスブルグの本丸。オランダは諸外国に予想以上の貸し込み。やがて表沙汰になりそうだ。彼我ともに復活がテーマである。(了凡)