証券ビュー

アンコール伊勢町

裏が表になると独歩高 特定勢力に対し批判高まる (2012.05.28)

下げ一服。ポジション調整に明け暮れた。円安に振れ、株先売りに対し債先買い。週明けNY休場のせいもある。気になったのが25日の日経1面囲み。米ゴールドマン「日本で再び不動産投資」4年ぶり1000億円という。先にジャブを出し、後でワンツーを見舞うような印象。彼らは売るために上げ、買うために下げるのが定石で、このところ安値をつけた金や原油先物と違和感がある。指揮系統が混乱しているようだ。■■■(****)をはじめ■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など自律反発。バイオに限らず不当な安値をつけているものが大半。25日述べたように、2月から震災前1万0850円、リーマン前1万2000円を取り戻す相場に入った。卯辰の反動安を辰巳にお返し。下げがきつかっただけに上げも予想以上。日銀は次回6月14、15日の政策決定会合で一段と追加緩和に踏み込むとみられる。受け売りだが、特定勢力が金融業を通じて国際政治を支配しているとの認識が形成され、その勢力が実質支配しているイングランド銀行、FRBなど「中央銀行」システムが、国家国民に基づいた公正な制度でないとの批判が世界的に高まってきたという。カール5世の時にスペインの飛び地になったネーデルランド(オランダ)。キリスト教徒を装い「マラーノ」(隠れユダヤ)となって生き延びた。日本でオランダ人といわれるレンブラント、スピノザはポルトガル系のマラーノで、オランダに移住した一族。オランダ人はスペインを追われたユダヤという。しかし、スペインから逃げてくるずっと以前、オランダにワンワールドが住んでいたことも事実。ユダヤ人は世界で約1300万人。9割がアシュケナージ(トルコ系白人種のハザール族)で正統派のスファラディ1割。語源をたどるとアシュケナージがヘブライ語でドイツ、スファラディはスペインの意味。この事実、アーサー・ケストラーがわずか30年前に発表したという。ギリシャが行き詰まると欧州の金融パイプが詰まり、米国や日本にも影響が大きいため、これまで御法度だった裏の解説書が続々登場している。世界のメディアはワンワールドのプロパガンダ。教科書も表しか教えていない。事実が真実によってひっくり返ると面白い。日本の場合、スファラディの系譜にあり大半解明された。裏が表になると独歩高になる。
日経平均は17円高。8580円の引け。出来高15億6200万株、売買代金9600億円。8600円を中心値に踏みとどまっている。円ドル79円台後半、円ユーロ100円割れが定着。「安静」のようだ。18日ナスダックに上場したフェイスブックの反動を加味したもの。アップルも頭打ちでつける薬がない。6、7月を含め、11月の米大統領選にかけてひと相場。売り買い煽り逃げを打つプログラム。次回日銀の政策決定会合がギリシャ再選挙の前になり、当面6月15日と18日が売り買いともにクライマックス。プレーヤーは外資と証券会社のディーラーがレギュラー。国内勢の大半見送り。双方ともガラガラのスタンドで戦う羽目になった。日程を消化しないと前に進まない。■■■(****)や■■■■■■(****)、■■■(****)など浅瀬でもがくことしきり。80年代まで大成功した手法が通用しなくなった。今年、来年バイオ関連に目鼻。ゲノム創薬を契機にペプチドワクチンがバブルを呼びそうだ。(了凡)