途転買いのタイミング 来年の「前例」がプラザ合意 (2012.05.14)
結局、10、11日続落。GW明け261円安に週末応答なし。SQ値9019円という。日経平均は3ヵ月前の水準に後退した。2月14日、日銀が脱デフレ宣言。インフレターゲット1%を掲げ、資産買い入れ基金65兆円を表明した当時のレベル。往って来いだ。40年ぶり円高が円安に転換。インフレ株高を見越し10週連続陽線を引いた顛末。ヘッジファンドと証券会社のディーラーが神輿を担ぎ、GW直前発表された追加緩和をメインディッシュに手返し。個人が高値をつかんだ。憤懣やるかたない。22、23日が次回の日銀政策決定会合にあたり、一泡吹かせるところだ。2、3月を初動に4、5月初押し。6月から11月の米大統領選にかけて半値、全値戻し。株は勿論、金・原油先物など調整を見守りながら、ペプチドワクチンと航空機関連に目星をつけた。10日述べたように、資源とエネルギー価格高騰がグローバル・フォースの狙い。急激なコストインフレにより民間に蓄積された資本をありったけ吸い上げ、欧米の財政バランスを回復するという。たとえば、原油価格。今後「第3次大戦」を手掛かりに200ドル相場。一転、需要減と供給増から20ドルレベルに暴落。20世紀のシステムが機能不全になるという、米国では大統領選後の12月に何か起きるといわれ、沖縄から海兵隊約9000人が引き揚げるのもTPPと並ぶ日本対策。来年日本もひどい事態に巻き込まれるという。前例が1985年のプラザ合意。真相が明らかになった。米軍が1968年につくったHAARP計画(電磁波による電離層軍事実験)によるもの。地震や気象兵器といわれ、阪神・東日本大震災や爆弾低気圧、竜巻など国内でも知られるようになった。1980年に米議会がカーター政権のもと基礎費用2500万ドルを可決。予算執行を約束した。マンハッタンサイズの基地を北極圏につくり電磁波を備蓄。日本の資産を収奪する作戦に着手。それがプラザ合意という。大幅な円高に追い込み、過剰流動性を強制してバブル発生。地価高騰で暴騰した日経225に指数先物を創設。旧大蔵省の「指導」で機関投資家が買う一方、外資系に売りのポジションをつくり、90年「平成の鬼平」なる三重野暴落。100兆円単位の国富を当時レーガン政権に献上したという。日本のメディアはHAARP計画をオフレコ扱い。ネットで検索するほかない。問題なのは、日本人の中に彼らの手先が相当いること。神戸で同時刻に震源が二つ、三陸沖では三つあったとNHKが流し、気象庁がいずれも一つだったと修正。学者連中も一つに統一したという。
日経平均は56円安。後場一段と見送られ8953円の引け。出来高19億9600万株、売買代金1兆2300億円。あく抜けしていない。目をひいたのが■■■■■(****)。11日好決算、増配、中期見通しも発表し大引け1758円。■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)などうまくつき合ってほしい。■■■(****)は発表を持ち越し12万6000円。窓埋め(12万4500円)寸前まできた。信用の小口売りによるもので14日から出番待ち。11日発表した■■■■(****)、■■■■■■■(****)も問題ない。米大統領選後、来年にかけて同国内でもひどい噂が流れ、今の相場10月が賞味期限。日経平均は黄金分割で8600円が下値の目安と述べた。今年1月半ばの水準。日銀は22、23日グローバル・フォースの要求を拒めないが、途転買いのタイミングとみられる。(了凡)