10~20年かけて新時代 いわくいいがたい日本の夜明け (2025.03.28)
3日ぶり反落。日経平均小陽線の引け。頭打ちだ。26日ダウ132ドル安(一時261ドル安)、時間外360円安の先物3万7440円が負い目。配当落ち早々米関税騒動が蔓延し混乱に拍車。ゲームの勝者が誰もいないという。プライムの出来高20億6200万株、売買代金4兆8400億円。値下がり523(値上がり1051)。引け後、先物小確り。序の口に過ぎない。4月3日を皮切りに2年応酬が続くとみられ、前日米国のテールリスク(相場暴落)にマスク氏が浮かんだ。27日ブルームバーグによると、トランプ氏の自動車関税に例外テスラ。同社はカリフォルニアとテキサス州に構える大規模な工場で米国内全てのEVを生産。輸入関税の影響を殆ど受けない。韓国の現代、ドイツVW、米国GMなど主要競合メーカーが間もなく大幅なコスト増に直面している。消費者も選択肢が減る上、価格上昇の影響を受けて勝者になれない。米国に輸入される乗用車やトラック、エンジン、トランスミッション(変速機)など主要部品も新たに25%上乗せ。トランプ氏は関税についてマスク氏と協議していない。26日、大統領執務室で自動車関税の布告に署名し「彼が私に何か頼んだことは一度もない」と述べた。白黒つけても始まらない。直近入手した情報によると、自由貿易に対する障壁が世界中でみられ、1929年大恐慌の際国内保護のため関税を大幅に引き上げ、深刻化したといわれるスマート・ホーリー法(1930)を彷彿する動き。同法により関税を20%引き上げ、米国をはじめ主要国が不況に陥った。既に落ち込んでいた世界貿易に最後の一撃。戦後、米国を含む20数ヵ国が貿易障壁縮小を通じて疲弊した経済を再生するためGATTに調印。当時22%だった主要国の関税が1964年14%、99年3%に低下し世界貿易拡大を促した。IMFによると、現在資本と貿易の流れが地政学上同盟国にとどまり、ブロックごと分裂状態。地域や企業もサステナブル(持続可能)な動きが活発になっている。マッキンリ―(1843~1901)とスマート・ホーリー法がトラウマ。マスク氏もテールリスクとあってガス抜きなしに収まらない。
日経平均先物によると、27日大証ミニ3万7470円(+0.16%)に対しラージ7480円、シカゴ7515円。現物より284円安い。ダウ先物4万2797ドル(+0.29%)。同342ドル高い。VIX恐怖指数18.61(+1.53%)、WTI原油先物69.57(-0.11%)。金先物3050(+1.11%)、ビットコイン円13,148,653(+0.39%)。
27日の日経平均227円安。大引け3万7799円。TOPIX2815(+2)。10年債1.580%(±0)。米10年債4.387%(+0.032)。上海総合3373(+0.15%)、香港ハンセン23,578(+0.41%)、インドNifty23,591(+0.45%)、ロシアRTS1161(-1.30%)。グロース670.86(-0.42%)。値上がり率ランンキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。10~20年かけて新時代。スパンが一段と長くなった。お金や武力による天下取りが終わり、いわくいいがたい日本の夜明け。一人勝ちの時代が始まる。(了凡)