証券ビュー

アンコール伊勢町

覚悟なしに収まらない 一線越えるとキューバ危機の再来 (2025.03.07)

 続伸。日経平均小陽線の引け。伸び悩んだ。5日ダウ485ドル高を受け鞘寄せ一巡から模様眺め。依然陽線が短い上ヒゲが長い。5日、トランプ氏がカナダとメキシコ向け25%追加関税に北米自動車産業1ヵ月猶予を加味した場味。今回2度目で次に何が飛び出すかわからない。プライムの出来高19億3000万株、売買代金4兆9100億円。値下がり319(値上がり1291)。引け後、先物が急落している。6日入手した情報によると、除外措置の対象カナダとメキシコから輸入される自動車に適用。国境越えの部品や材料に関税がかかり製造コストを何千ドルも押し上げる。両国から輸入のうち自動車10%足らず。電子機器やプラスチック、飲料、果実など8000億ドルにのぼるモノが25%関税に直面。相次ぐ引き上げで先行き不安が高まり投資にもブレーキがかかった。一方、米国の「NATO離脱」も波紋を広げ、トランプ氏が受け取ったといわれるゼレンスキー氏の手紙、再会の可能性に疑問符。地政学的な動揺もくすぶっている。プーチン氏はウクライナにミサイル基地を置きNATOに入ることを認めない旨言及してきた。元々ロシアの一部にNATOの基地を認めないわけで、ゼレンスキー氏が一線を越えるとキューバ危機(1962年)の再来。当時と同様「核戦争の恐怖」に包まれる。逆手に取った欧米がロシアに制裁3年余。持ち堪えたところがミソ。立場が逆転した。プーチン氏はロシアを守るため核を使用。ロシアのない世界など「ありえない」と喝破。5月9日「戦勝記念日」に向けて士気を取り戻す見通し。世界の主要メディアが西側寄りの情報を流し失敗しただけに収束困難。「西洋の敗北」(トッド著)が世界で翻訳されたのに英語圏棚上げ。日本もウクライナ支援に便乗し覚悟なしに収まらない。今こそ慎重さが先決。可能な限り紛争を避け事態を見守ることだ。20日春分にかけて次の転換点。7日米雇用統計、18・19日FOMCを踏まえ乱高下の余地が大きい。何しろ、トランプ氏の大統領令。議会の協力なしに予算がつかない。
 日経平均先物によると、6日大証ミニ3万7130円(-1.64%)に対しラージ同、シカゴ7155円。現物より549円安い。ダウ先物4万2699ドル(-0.86%)。同312ドル安い。VIX恐怖指数23.59(+7.57%)、WTI原油先物66.79(+0.72%)。金先物2911(-0.48%)、ビットコイン円13,428,714(-0.71%)。
 6日の日経平均286円高。大引け3万7704円。TOPIX2751(+33)。10年債1.515%(+0.075)。米10年債4.315%(+0.040)。上海総合3381(+1.17%)、香港ハンセン24,369(+3.29%)、インドNifty 22,527(+0.85%)、ロシア RTS 1122(-1.95%)。グロース644.32(+0.83%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)など。万一米国がNATOを脱退すると、ETO(欧州条約機構)に変わるという。(了凡)