転換点の走り春一番 さしで「首脳会談」に見どころ (2025.02.21)
続落。日経平均小陰線の引け。転換点の走りだ。19日米主要3指数小幅続伸の半面、一時1ドル150円突破、10年債1.44%、時間外190円安の先物3万8980円など鞘寄せ。市場も月末に春一番が吹き荒れそうだ。プライムの出来高18億7700万株、売買代金4兆4800億円。値下がり1344(値上がり249)。先物に余波がうかがえる。FOMCの1月議事要旨でFRBの利下げが後退したほか、相次ぐトランプ氏の関税を警戒。米財務長官が南アG20欠席の見込みだ。時事通信によると、トランプ氏の支持率45%(不支持49%)という。就任1ヵ月。ウォール街でM7が 息切れし、最高値を更新したS&P500種もAI関連が主力。トランプ相場が短命でもAIと金融を巡るフェアバリュー(適正価格)にスーパーサイクルの呼び声が高い。中国のディープシークやオープンAIも名乗りを上げ市場拡大に拍車。国内で■■■■■■■(****)が動き出した。しかし、ウクライナ情勢が問題。ゼレンスキー氏は映画プロデューサー兼俳優。所作によると、TVドラマ「国民の僕(しもべ)2015年~」で教師から大統領に上り詰める主人公を演じ、よりによって大統領に選ばれた。秀逸なドラマで主人公が時の人なら、腐敗した周囲の陰謀で投獄の憂き目。国が四分五裂する一方、主人公が大統領に返り咲くと統一に成功。腐敗したオルガルヒ(新興財閥)も取り締まる。22年のロシア侵攻以来、味方につけた米国でトランプ氏再選からウクライナに停戦要請。欧州も、NATOに迎え防衛責任を負うよりロシアと緩衝地帯の方がいい。ウクライナ国内の右派、ゼレンスキー氏の政敵も抵抗がある。停戦なら、大統領選を避けられない。おそらく落選。24年11月の世論調査で軍総司令官(現駐英大使)ザルジニー氏に大差で負けた。ゼレンスキー氏はユダヤ系でウクライナのはぐれ者。クーデターか自作自演のドラマのように投獄、亡命の憂き目にあるという。今のロシアは兵士・砲弾も不足。西側はロシアにも譲歩を迫るべきだ。国民に呼び掛けてもお金が集まらず、国外で蓄財も報道された。日本は、できるだけ何もしないのが筋だ。
日経平均先物によると、20日大証ミニ3万8740円(+0.08%)に対しラージ8730円、シカゴ8755円。現物より76円高い。ダウ先物4万4628ドル(-0.19%)。同変わらず。VIX恐怖指数15.64(+2.42%)、WTI原油先物72.25(+0.21%)。金先物2967(+1.07%)、ビットコイン円14,660,666(+0.11%)。
20日の日経平均486円安。大引け3万8678円。TOPIX2734(-32)。10年債1.440%(+0.010)。米10年債4.533%(+0.001)。上海総合3350(-0.02%)、香港ハンセン22,576(-1.60%)、インドNifty 22,906(-0.12%)、ロシアRTS 1150(-0.03%)。グロース683.37(-0.26%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。所作にこだわると、ウクライナは洗いざらい術中にはまった。中東情勢然り。■■■■(****)松本会長とトランプ氏の「首脳会談」に見どころ。さしで勝負だ。(了凡)