証券ビュー

アンコール伊勢町

ものによると沸き返る ゴールドマンやモルガンより強気 (2025.02.20)

 3日ぶり反落。日経平均小陰線の引け。後場下げ渋った。18日ダウ10ドル高、ナスダック0.07%高を受けこわもての地合い。S&P500種が1ヵ月ぶり最高値を更新。ちぐはぐな印象を受ける。プライムの出来高18億6800万株、売買代金4兆5800億円。値下がり994(値上がり596)。引け後、案の定先物が売られた。18日サウジの米ロ外相会談ひとつ。ウクライナ抜きの停戦交渉にとどまり、当事者のウクライナも昨年任期切れのゼレンスキー氏に米ロから「大統領選」を要求をされる始末。一事が万事トランプ氏返り咲きによるもので、鉄鋼・アルミ25%関税に相互・追加関税、ウクライナ・ガザ停戦など目白押し。憤懣やるかたなく長期金利上昇。膠着状態が続いている。飛び込んできたのが米ゴールドマンのレポート。AI革命を左右するもので、半導体需要が拡大する第1段階、電力やクラウドなどインフラ関連に需要が広がる第2段階。AI活用に伴う企業収益拡大が見込まれる第3段階、企業の生産性が長期的に向上する第4段階まで明示。米モルガン・スタンレーも典型的なブル相場のサイクルと追いつき追い越す構え。トランプ相場が金メッキで短命でも、AIと金融を巡るフェアバリュー(適正価格)を探るとスーパーサイクル。幕間に金利急騰と景気失速も考えられる。2月末から春分までにかけて次の転換点。「世界秩序が変わる時」(齋藤ジン著)に相当する。トッド氏の「西洋の敗北」を仮説に転換点で日本が「出来るだけ何もしない」のが最大の見どころ。30年デフレを乗り切り、2024年3月マイナス金利解除。同7月0.25%、25年1月0.5%追加利上げに踏み切り、26年1.00%が視野に入った。主要国と経緯、ベクトルも違う。イソップの「ウサギとカメ」に似ている。所詮、覇権に馴染まず儒教、仏教、八百万神が支配する国。これまでどんな国難にも民間が力を合わせ今日まできた。目下、トランプ氏と■■■■(****)松本会長の「首脳会談」が最大の関心事。ものによると、世界中沸き返る。
 日経平均先物によると、19日大証ミニ3万9040円(-0.33%)に対しラージ同。シカゴ同。現物より124円安い。ダウ先物4万4580ドル(-0.14%)。同24ドル高い。VIX恐怖指数15.46(+0.72%)、WTI原油先物72.42(+0.82%)。金先物2954(+0.18%)、ビットコイン円14,645,879(+0.69%)。
 19日の日経平均105円安。大引け3万9164円。TOPIX2767(-8)。10年債1.435%(+0.005)。米10年債4.563%(+0.011)。上海総合3351(+0.81%)、香港ハンセン22,944(-0.14%)、インドNifty22,932(-0.05%)、ロシアRTS 1122(-0.09%)。グロース685.12(-0.28%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。2033年伊勢遷宮(金の座)、40年皇紀2700年(橿原神宮)の祭典も視野にある。大筋でゴールドマンやモルガンより強気だ。(了凡)