トランプ氏短命確実に 南北戦争後の故事に由来する関税 (2025.02.13)
続伸。日経平均小陰線の引け。後場持ち直した。11日ダウ123ドル高(10日167ドル高)を受け■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)3社計209円寄与。プライムの出来高24億6700万株、売買代金5兆4100億円。値下がり743(値上がり851)。引け後、先物が安い。トランプ氏の関税引き上げ・報復懸念、12日米CPIを巡るもので、1ドル153円台後半まで円全面安。10年債1.34%に上昇。相互関税の波紋が広がっている。11日、トランプ氏がヨルダン国王にガザ住民受け入れを迫り、同国王SNSで断固反対。イスラエルの首相は、ガザの人質解放なければ停戦終了と息巻く始末。このほか、メキシコが米関税正当化を認めず。欧州委員会は追加関税見直しを要請。日本も経産省が米関税の適用除外を要望するなど混乱の連鎖。挙句、DOGE(米政府効率化省)やUSAID(同国際開発庁)、FEMA(同緊急事態管理局)など支出削減に乗り出し収拾がつかない。唯一、ロシア当局が拘束していた米国人を開放。12日帰国する旨明るい材料。ウクライナ停戦に光明を見出した。実現しても緒につくまで。破壊と再生に明け暮れる見通し。ホロスコープによると、2月末から春分にかけて次の転換点。今年の「勝ち組」が名乗りを上げる。トランプ氏のよりどころがマッキンリー大統領(1897~1901)の「Gilded Age」(金メッキ時代)だけに短命。南北戦争(1861~66)後の故事に由来しAIの時代に馴染まない。受け売りだが、1870~1900年まで30年の繁栄期。結論からいうと、トランプ氏が目指す「黄金時代」は自分を含めごく限られた富裕層を潤す一方、一般国民が物価高騰に喘ぐ浅薄な「金メッキ時代」に終わる公算が大きい。マッキンリーは、大統領選に出馬した際に大胆な関税政策をアピール。当選した。しかし、米国で工業化が進み英国を抜く事態となり、保護貿易から輸出促進に政策転換。再選で貿易障壁撤退と善意、友好関係こそ最善と説いた。今回、カナダ、メキシコ、中国ほか高関税乱発のトランプ氏。サマーズ氏をはじめ専門家の多くがネガティブという。
日経平均先物によると、12日大証ミニ3万9020円(+0.05%)に対しラージ同、シカゴ9025円。現物より61円高い。ダウ先物4万4646ドル(-0.14%)。同52ドル高い。VIX恐怖指数16.00(-0.12%)、WTI原油先物72.48(-1.15%)。金先物2907(-0.84%)、ビットコイン円14,785,237(+0.80%)。
12日の日経平均162円高。大引け3万8963円。TOPIX2733変わらず。10年債1.340%(+0.030)。米10年債4.535%(-0.001)。上海総合3346(+0.85%)、香港ハンセン21,857(+2.64%)、インドNifty22,057(-0.06%)、ロシアRTS 1000(+0.82%)。グロース692.66(+1.38%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。1月20日から再び金メッキ時代。トランプ氏短命が確実になった。(了凡)