証券ビュー

アンコール伊勢町

2月末から春分転換点 米中火花むしろ日本が漁夫の利 (2025.02.10)

 前週末4日ぶり反落。日経平均小陰線の引け。リスクオフだ。7日ダウ444ドル安(6日125ドル安)、ナスダック1.36%安、S&P500種0.95%安三すくみ。米関税引き上げに伴う原油や金先物、10年債のほか、1月の米雇用14.3万人増もインフレ要因。2ヵ月ぶり1ドル150円台後半をつけた。プライムの出来高21億6400万株、売買代金4兆5700億円。値下がり827(値上がり751)。引け後、先物も急落している。日米首脳会談を巡るもので、1泊3日猛勉強の首相健闘。■■■■(****)の★★★★★★買収に向けてトランプ氏と「投資」で合意。一連の懸案を側近の協力で乗り切り8日帰国した。★★★★★★のCEOが前日トランプ氏と面談しており事実上承認。後日、米国の面子を立て梃入れする見通し。4半世紀中国の攻勢により製造業が音を上げ、生成AIで巻き返したものの、2025年1月ディープシーク登場。世界一のシェアを持つエヌビデアが一日で時価総額91兆円(トヨタの倍)失いM7総崩れ。米国が震撼した矢先のことだ。米オープンAIが開発した最新AI「O1」(オーワン)に匹敵する「R1」。価格エヌビデアの10分の1。創業僅か1年半で浙江省抗州に本社を置くスタートアップ企業。創業者梁文鋒氏(39)に社員200人足らず。AIの開発競争で中国勢が重要なプレーヤーとなる流れに歯止めなし。価格につられアクセスすると身元を洗われるという。米中冷戦が佳境に入った。ホロスコープによると、2月末から春分に次の転換点。ダウが1月2番天井をつけ下値模索。にも拘らず、米中日三者三様負けられない。仮にトランプ氏が日鉄の「投資」を受け入れると一変。「世界秩序が変わるとき」(齋藤ジン著)によると、第2次大戦後、冷戦下の米国が旧ソ連を封じ込めるため「強い日本」を求めたのと同じ状況。理外の理に相当する。このため、出来るだけ何もしないで見守ることにした。世界の生成AIが毎年30~40%成長。2027年1兆ドルといわれる中で米中火花。どちらも引くにひけない。むしろ、日本が漁夫の利。次の転換点で初動がわかる。
 日経平均先物によると、直近大証ミニ3万8385円(-1.17%)に対しラージ8370円、シカゴ8420円。現物より367円安い。ダウ先物4万4416ドル(-1.00%)。同112ドル高い。VIX恐怖指数16.54(+6.71%)、WTI原油先物71.00(+0.55%)。金先物2887(+0.38%)、ビットコイン円14,584,788(-0.66%)。
 7日の日経平均279円安。大引け3万8787円。TOPIX2737((-14)。10年債1.300%(+0.040)。米10年債4.493%(+0.056)。上海総合3303(+1.01%)、香港ハンセン21,133(+1.16%)、インドNifty23,559(-0.18%)、ロシアRTS 960(-0.50%)。グロース672.12(+0.30%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。トランプ氏はネオコン追放。DS(ディープ・ステート)解体を目指しているという。(了凡)