復活ののろしに見える 出来るだけ何もしないで見守る (2025.02.04)
週明け4日ぶり反落。日経平均小陰線の引け。全面安だ。トランプ氏の4日からメキシコとカナダ25%、中国に10%追加関税発動を受けたもので主力中心に軒並み安。窓を空けて下放れた。グリーンランドやパナマ同様報復措置が見込まれリスクオフ。ドル全面安となり1ドル155円台前半。取りつく島もない。プライムの出来高24億8500万株、売買代金5兆5000億円と高水準。値下がり1470(値上がり154)。引け後、先物もぎこちない。英監督機関トップが日のサイバー防御に対し「何もしないことがリスク」というものの、現状ではトッド氏の「西洋の敗北」を仮説に「出来るだけ何もしないで見守る」のが筋。2月末、春分にかけて次の転換点。破壊と再生を巡る水瓶座20年の幕が上がる。モノやカネ、力による限界とみられ、昨年M7一色だった生成AIにディープシークやオープンAIも専用端末に名乗り。風の時代にふさわしい。危機の時代をどう乗り越えるか。お金を稼ぐチャンスがやってくる。この儘いくと、価格転嫁や金利上昇、国債格下げなど金融不安が予想されるためだ。「マッキンリ―関税」(1890年10月)以来135年ぶり。米国の底割れが話題にのぼった。事実上、ダウ全値戻しを念頭に高値波乱。昨年12月50年ぶり10日連続安と同8月安値の売り「期日」到来が見どころ。第2次大戦の失敗体験からドイツと日本に分がある。漁夫の利によるもので、米国は成功体験にこだわり学べない。パリ協定やWHOなど離脱し{黄金の時代」を取り戻すという、それも、資産10億ドル以上のビリオネア13人による一方的なもの。成功しても続かない。日本の場合、「世界秩序が変わるとき」(齋藤ジン著)で紹介したように数十年に一度大きなチャンス。バブル崩壊後1500兆円米国わたった資金が戻り始めた。昨年7月に次ぎ1月の利上げが玄人はだし。タイムリーに決まった。今年も7月ヤマ場がやってくる。
日経平均先物によると、3日大証ミニ3万8640円(+0.10%)に対しラージ同、シカゴ8650円。現物より129円高い。ダウ先物4万4064ドル(-1.42%)。同480ドル安い。VIX恐怖指数19.76(+20.27%)、WTI原油先物74.32(+2.47%)。金先物2831(-0.11%)、ビットコイン円14,762,017(-3.03%)。
3日の日経平均1052円安。大引け3万8520円。TOPIX2720(-68)。10年債1.245%(+0.005)。米10年債4.543%(-0.031)。上海総合3250(-0.06%)、香港ハンセン20,217(-0.04%)、インドNifty23,346(-0.58%)、ロシアRTS 943(-0.64%)。グロース642.15(-1.31%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。今年になって日本のハイブリッド車と軽が見直され面目躍如。復活ののろしに見える。(了凡)