ダウ全値戻しから問題 裏目に出そうな米国ファースト (2025.01.29)
続落。日経平均小陰線の引け。場味が一変した。27日、ダウ289ドル高に対しフィラデルフィア半導体指数9.15%安。時間外で日経平均先物430円安の3万9050円という。プライムの出来高19億7600万株、売買代金5兆0400億円。値下がり511(値上がり1093)。引け後、先物が買い戻され小高い。26日トランプ氏がコロンビアの関税引き上げを撤回。小康を取り戻した。しかし、中国のディープシークが低コストで高性能のAIを開発しエヌビデア16.9%安。僅か1日で1銘柄91兆円の時価総額を消失。過剰反応といい切れない。ニューズウィークによると、エヌビデアのビジネスモデルが利益率90%といわれる高価なGPU(ゲームや動画のほか高性能・機械学習処理ユニット)によるもので、一般のGPUで実現できるなら画期的。前週発表された新製品が最も人気ある無料モデルという。一方、米国のベンチャーキャピタルが過去5年で3000億ドル(約47兆円)投入したAI開発。27日エヌビデアの時価消失で打撃。ナスダック3%安のほかプライムベート市場に新たなリスクも伝えられ転機を迎えた。一口でいうと、「またトラ」10年の米国ファースト、力による栄光を取り戻す動きが裏目に出そうな情勢。2期目の経済政策で金利が上昇すると大規模な不況も考えられる。28日入手した材料によると、ウクライナ然り。夏場に停戦しないと農業しか残らず国がなくなるという。イスラエルもハマスとの戦争に負けた。トンネルが70%残っている。5月7日ロシア屈服の計画がトランプ政権敗北との見方もある。昨年11月20日を転換点に1月20日破壊と再生本格化。2月末から3月20日春分にかけて今年の「勝ち組」が名乗りを上げる。ホロスコープの教科書通りだ。日本は、米国のエヌビデアや中国のディープシークに及ばず、■■■(****)のハイブリッド同様巡航速度。SBI新生銀行や農林中金など再建にめどをつけた。
日経平均先物によると、28日大証ミニ3万9160円(-0.22%)に対しラージ同、シカゴ9135円。現物より118円高い。ダウ先物4万4904ドル変わらず。同190ドル高い。VIX恐怖指数17.77(-0.73%)、WTI原油先物73.72(+0.75%)。金先物2776(+0.38%)、ビットコイン円16,008,184(+0.88%)。
28日の日経平均548円安。大引け3万9016円。TOPIX2756(-1)。10年債1.190%(-0.025)。米10年債4.567%(+0.038)。上海総合3250(-0.06%)、香港ハンセン20,225(+0.14%)、インドNifty 22,978(+0.65%)、ロシアRTS 944(+0.71%)。グロース647.71(+1.38%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。天変地異を含め7月に向けて出直し。ダウ全値戻し(4万5074ドル)から問題だ。(了凡)