鳴かず飛ばず時間稼ぎ 春分にかけて今年の勝ち組名乗り (2025.01.17)
6日ぶり反発。日経平均小陰線の引け。鳴かず飛ばずだ。20日米新政権移行に伴うもので、15日イスラエルとハマスが6週間ガザ停戦合意を発表。当てにならず時間稼ぎとみられる。16日、ダウ703ドル高。1ドル155円台の円高を受け、15日明らかになった12月の米CPI 2.9%(コア3.2%)を好感し全面高。腰が引けてさまにならない。プライムの出来高17億7200万株、売買代金4兆1300億円。値下がり968(値上がり610)。引け後、先物も方向感を見失った。来週日銀の政策決定会合で利上げが見込まれ、28~29日FOMCを通じて6月に米利下げを織り込む足取り。リスクオフの声も聞かれる。15日、ビットコインが一時10万ドルを回復。CPIコア指数が市場予想を下回りリスク資産にシフトした。ブルームバーグによると、昨年12月10万8316ドルをつけ史上最高値。2年ぶり米ハイテク指数と相関関係が認められ高値更新も考えられる。16日入手した情報によると、トランプ氏は大胆な関税導入、規制緩和、「小さな政府」など掲げ大統領に返り咲いた。しかし、市場から見ると大改革を必要としていない。生産が拡大し完全雇用に近い状態となりインフレの火種がくすぶる中で2017年のような減税も打ち出した。12月の米雇用統計が株安をもたらしたように、資産価値が高く債券イールドが上昇する場面で調整に入る公算もある。現在、インフレがFRBの目標を上回り、住宅ローン7%に接近。30年国債のイールドが5%上昇している。このため、関税や移民退去、減税の組み合わせが経済を傷つけるという。赤字財政を巡る懸念も根が深い。市場はある時点でプレミアムを求めると手厳しい。トランプラリーの巻き戻しが一巡し、ダウ半値戻し(4万3669ドル)が目安。年明け■■■■(****)の★★★★★★買収破棄期限が6月まで延び、「ウクライナ停戦6ヵ月」も重荷になった。日本は主要国で唯一デフレ脱却の糸口をつかみターニングポイント。3月20日春分にかけて今年の「勝ち組」が名乗りを上げる。異常気象もヒントになりそうだ。1月20日過ぎ例年にない「暑さ」という。
日経平均先物によると、16日大証ミニ3万8550円(-0.31%)に対しラージ同、シカゴ8555円。現物より17円安い。ダウ先物4万3394ドル(-0.17%)。同172ドル高い。VIX恐怖指数16.17(+0.31%)、WTI原油先物77.91(-1.02%)。金先物2729(+0.43%)、ビットコイン円15,503,210(-1.28%)。
16日の日経平均128円高。大引け3万8572円。TOPIX2688(-2)。10年債1.200%(-0.050)。米10年債4.664%(+0.014)。上海総合3236(+0.28%)、香港ハンセン19,522(+1.23%)、インドNifty23,350(+0.59%)、ロシアRTS 895(+2.77%)。グロース629.86(-0.20%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)など。北朝鮮を過度に警戒する必要ない。トランプ氏が半島平和のタイミングを計っている。母親が日本出身の金正恩・与生兄妹は、日本に譲歩すると国内で反発を食らうという。(了凡)