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アンコール伊勢町

ウクライナ停戦6ヵ月 スーパーリッチ勝ち席で陣頭指揮 (2025.01.09)

 反落。日経平均小陽線の引け。後場下げ渋った。7日ダウ178ドル安(一時326ドル安)や欧米金利上昇圧力を受けたもので、10日米雇用統計のほか20日米大統領就任式を前に気迷い。昨年11月20日から転換点の兆候が目立つ。直近、ウォール街でもカナダ首相辞意発表、独仏政権崩壊危機、英新政権地盤固めに遅れ、韓国政府の混乱など目に余る。一線を越えた■■■■(****)の越権行為に「真珠湾攻撃」(1941年)を重ねる向きもある。プライムの出来高18億5300万株、売買代金4兆4600億円。値下がり1217(値上がり389)。引け後、先物もくすぶったまま。事実上、トランプ氏に引き継がれ20日決着。前途を左右する見込みだ。しかし、8日トランプ氏がウクライナ停戦に「6ヵ月」かかる旨を表明。★★★★★★を含め一連の懸案が棚上げのまま見切り発車。春分を待たず急ブレーキも考えられる。幸か不幸かエマニュエル・トッドの新著「西洋の敗北」が気になっていた。昨年12月、発売3日後に増刷が決まっても英語版なし。ウクライナ・イスラエル戦争を通じて米国がこれまで経験したことがない「敗北」を経験。経済制裁や金融支配により世界に君臨してきた米国の覇権が敗北するという。日本は欧米とともに衰退するのか。トランプ氏再選と英国の混乱が西洋敗北の始まりといわれ目を離せない。気になるのが米国の指導者。トランプ氏にイーロン・マスク氏、スコット・ベッセント氏などスーパーリッチ。最初から勝ち席に座り陣頭指揮。さらに、富を呼び込む構え。日鉄をはじめ、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など油断しないことだ。齋藤ジン氏が述べたように、ゼネコンの■■■■(****)、と■■■(****)、■■■■(****)中心に適正規模の収斂が起き、大手3メガに続き地銀再編の将来性こそ願ったり叶ったり。スーパーリッチの世界再編など独善的で割に合わない。日本も例外にあらず。早ければ春分(3月20日)、遅くとも夏至(6月21日)までに流れが一変しそうだ。
 日経平均先物によると、8日大証ミニ3万9980円(+0.05%)に対しラージ同、シカゴ4万0035円。現物より53円高い。ダウ先物4万2938ドル(+0.31%)。同407ドル高い。VIX恐怖指数17.84(+0.11%)、WTI原油先物74.50(+0.34%)。金先物2664(+0.03%)、ビットコイン円15,189,348(-1.27%)。
 8日の日経平均102円安。大引け3万9981円。TOPIX2770(-16)。10年債1.175%(+0.035)。米10年債4.685%(±0)。上海総合3230(+0.02%)、香港ハンセン19,279(-0.86%)、インドNifty23,674(-0.14%)、ロシアRTS 878(+0.64%)。グロース643.67(+0.43%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など。日本もトランプ氏と同様に体制一新に半年かかる。■■■■(****)にこだわる必要ない。(了凡)