証券ビュー

アンコール伊勢町

転換点の最たるもの トランプ2.0が逆目に出る時 (2024.12.12)

 小幅続伸。日経平均小陽線の引け。後場下げ渋った。10日ダウ154ドル安、フィラデルフィア半導体も2.47%安。151円台の円高に振れ、米CPI直前に買い戻しが入った。プライムの出来高17億0700万株、売買代金3兆8400億円。値下がり750(値上がり823)。引け後、先物が高い。同日ロイターによると、米資産運用大手ブラックロックのCFO(最高財務責任者)がNYで言及。たとえFRBが控え目でも、利下げすればキャッシュの資産配分を減らし株と債券を増やす見通し。かなりの投資家が再びリスクを取り始める動きを誘発。世界全体で政治・経済的な不透明感が残っており、キャッシュが魅力ある安全な避難先という。市場の利下げ期待が浅く少なくなっても、流動性が高くキャッシュに近いMMF残高が高水準。ブラックロック自体、今年債券ETF(上場投信)をはじめ確定利つき金融商品が人気。時間稼ぎに一役買っている。国内で日銀の12月利上げの織り込みが2割に低下。来週見送り濃厚で来年1月との見方が多い。このほか、10日イスラエルが停戦協定に違反承知で緩衝地帯を越えシリア領に侵入。バイデン氏が■■■■(****)の★★★★★★買収阻止。韓国の検察がユン大統領と共謀した前国防相を逮捕するなど転換点の幕間。11月20日から目白押しだ。そもそも、日本の「新政権」が戦後初の反米政権。11月15日の日米首脳会談後、18日に日英首脳会談があり、反トランプのスターマー氏と組んで米国に対抗。中国ともつき合う点で前例がない。日英同盟アップデート。■■■■■(****)とルノー、カルロス・ゴーンの現状と似ている。クーリエジャポンによると、日本は米中より信頼されている。フランスの政治学者ギブール・トラモット氏によるもので、かって植民地支配を受けたグローバルサウスと連携できる。シンガポールの某世論調査でも、日本はいま米国や中国より同盟国として信頼できるという。「またトラ」関連一巡。米国ファーストが行き過ぎると反動安。2024~25年ターニングポイントと述べた。
 日経平均先物によると、11日大証ミニ3万9660円(+0.61%)に対しラージ同、シカゴ同。現物より287円高い。ダウ先物4万4294ドル(-0.09%)。同46ドル高い。VIX恐怖指数14.37(+1.34%)、WTI原油先物69.44(+1.24%)。金先物2727(+0.35%)、ビットコイン円15,020,383(+2.30%)。
 11日の日経平均4円高。大引け3万9372円。TOPIX2749(+7)。10年債1.065%(+0.005)。米10年債4.242%(+0.019)。上海総合3432(+0.29%)、香港ハンセン20,155(-0.77%)、インドNifty24,629(+0.08%)、ロシアRTS 791(-0.36%)。グロース638.58(-0.30%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。Newsweekの万華鏡。河東哲夫氏(77)。トランプ2.0、強気の「MAGA」が逆目に出る時が面白い。転換点の最たるものだ。(了凡)