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こがねもちが似合う 米国の成功体験より日本の失敗体験 (2024.12.04)

 続伸。日経平均中陽線の引け。上放れた。2日ダウ128ドル安を受けたもので、対中半導体規制のさなか日本を含む主要国の適用除外を好感。フィラデルフィア半導体指数2.6%高、ナスダック最高値更新も手掛かり。25日移動平均3万8720円を上回った。「またトラ」のご祝儀相場が一服し日本が見直されている模様。改めてトランプ氏のSNSに「★★★★★★買収反対」が流れたものの、■■■■(****)の引け変わらず。プライムの出来高21億3500万株、売買代金5兆0700億円。値下がり268(値上がり1338)。引け後、先物も高値圏にある。バイデン大統領が一連の不祥事に拘らず息子を恩赦。トランプ氏も4年前の最終日に143件の恩赦と減刑を命令。今回も息子を恩赦したほか身内の実業家2人大統領上級顧問に起用。物議を釀している。依然力による大国の時代を踏襲するもので戦後の成功体験がベース。失敗に終わる公算が大きい。フーバー大統領(1874~1964)は、大恐慌の最中退任する際、ルーズベルト(1882~1945)に支援を求めたが拒否された。ホロスコープによると、11月20日を境に今後20年風の時代。180年前の位相と並ぶもので、米国が南北戦争(1861~65年)なら日本は明治維新(1868年)真只中。内乱に明け暮れ拍車がかかった。米国が南北に分断される一方、日本は公武合体に舵を切り西南戦争(1877年)で灰汁抜け。その後、大枚を調達し日清、日露戦争で中国とロシアを破った。返済に80年かかり、バブル崩壊(1990年)で自滅した。今回、30年デフレと総選挙に伴う与党大敗を通じて失敗体験をものにする場面。戦後日本を完璧に支配してきた米国の代理人が自民党。2025年参院選と都議選、26年米中間選を通じて大規模な世代交代が予想される。米国が成功体験なら日本は失敗体験が反転のエネルギー。25年、ロシア革命(1917年)とベルリンの壁崩壊(1989)も韻を踏んでいるだけにスケールが大きい。気象変動が一段と進み、生成AI(人工知能)が飛躍的に伸びる中で適応のよしあしが将来を左右する。成功は失敗から生まれる。逆も真なりだ。
 日経平均先物によると、3日大証ミニ3万9160円(+0.03%)に対しラージ9170円、シカゴ同。現物より78円安い。ダウ先物4万4862ドル(-0.10%)。同80ドル高い。VIX恐怖指数13.36(+0.15%)、WTI原油先物68.92(+1.20%)。金先物2665(+0.28%)、ビットコイン円14,208,280(-0.92%)。
 3日の日経平均735円高。大引け3万9248円。TOPIX2753(+38)。10年債1.075%(±0)。米10年債4.206%(+0.023)。上海総合3378(+0.44%)、香港ハンセン19,746(+1.00%)、インドNifty24,451(+0.72%)、ロシアRTS752(-0.97%)。グロース646.75(+0.78%)。値上がり率ランキングによると、関係分■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。日本人は大宝律令(701年)当時から三世一身法。資産家に縁遠い。こがねもちが似合う。(了凡)