27日まで持ち高調整 20年2~3月の調整連想し要注意 (2024.10.21)
前週末反発。日経平均小陰線の引け。小動きだ。17日ダウ161ドル高、18日36ドル高(一時203ドル安)を巡るもので8日連続陰線。2019年12月以来という。20年2~3月の調整を連想し要注意。9月に外資(欧州)が過去最大の売り越しとなり10月に持ち越した。プライムの出来高14億3100万株、売買代金3兆6200億円。値下がり798(値上がり757)。引け後、先物に買い戻しが入り高い。持ち高調整によるもので、オランダASMLの下方修正を一掃し台湾TSMCとエヌビデアの反発に尽きる。大半蚊帳の外で模様眺め。ブルームバーグによると、ぶれる植田日銀、ツケを払わされる円相場。一貫したメッセージを打ち出せず、政策金利を0.25%から1%に近づけたい意向。皮肉たっぷりだ。週間展望も一進一退。決算や選挙を控え様子見。27日投開票の総選挙に対し、メディアの世論調査を伝えながら結果を見極めたいという。22日IMFが世界経済見通しを発表。23日■■■■■(****)上場。決め手に欠ける。このため、18日上海総合3261(+2.91%)、香港ハンセン20,804(+3.61%)が目を引いた。JBプレスによると、小出しの経済対策。政府による威力偵察。民衆の反応を探っている。この程度の対策では到底解決できない。エコノミストたちは中国の実態を知らない。先進国と同じような社会とみている。都市5億人、農村9億人。農村に住む民衆の年収100万円に満たない。教育が行き届かず扇動されやすい。共産党の統治下で何も知らされていない。不満を口にしながら心の底で頼っており、最後は習近平が何とかしてくれる。一度上がった株が下落すると信頼が落ちる。共産党は民衆の暴徒化を恐れている。迂闊な経済対策で予期せぬ事態。「愚民政策」の結果に苦悩する中国政府とよどみない。17日、イスラエルのハマス最高指導者殺害。人質奪還まで攻撃に対し、米国が中東安定に「障害なし」もこじつけ。米中新冷戦も行き詰まった。日本は石破選挙管理内閣で1ヵ月時間稼ぎ。28日一新し難局吸収に取り組む構え。もう一波乱避けられない。
日経平均先物によると、直近大証ミニ3万9195円(+0.47%)に対しラージ9190円、シカゴ9185円。現物より203円高い。ダウ先物4万3532ドル(+0.05%)。同256ドル高い。VIX恐怖指数18.03(-5.65%)、WTI原油先物69.34(-1.88%)。金先物2736(+1.07%)、ビットコイン円10,204,914(-0.05%)。
18日の日経平均70円高。大引け3万8981円。TOPIX2688(+1)。10年債0.970%(+0.010)。米10年債4.082%(-0.010)。インドNifty24,854(+0.42%)、ロシアRTS899(+0.33%)。グロース623.37(-0.69%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。27日まで持ち高調整とみられる。(了凡)