9月末から10月初め 世界の金融大手が日本に集まる (2024.09.26)
5日ぶり反落。日経平均小陰線の引け。頭打ちだ。24日ダウ83ドル高を受けたもので、米中利下げ期待と持ち高調整売りが主因。時間稼ぎとみられ、引け後先物に方向感がない。25日、野村証券が国債先物を相場操作。監視委の課徴金命令も伝えられた。プライムの出来高16億1200万株、売買代金3兆8400億円。値下がり772(値上がり805)。事実上、27日の総裁選待ち。下馬評で石破氏(67)と高市氏(63)の決選投票といわれ、どちらに転んでも自民党の天下。野党に任せられない。積年の権力闘争で国が分断され、利下げなしに首が回らない米中の現状よりずっとマシだ。何より、30年デフレを乗り切り需給好転。主要国で唯一利上げに踏み切った矢先の総裁選。23日、ウォ―ル街で関係者を前に岸田首相のスピーチが関心を集めたという。パネルディスカッションでは日本の改革と資本市場がテーマ。ブラックロック、ブラックストーン、KKRといった線の太い米金融大手が相手。このうち、ブラックストーンの社長が首相を持ち上げた。日本の非上場企業投資、上場企業の事業売却など新規投資や取引が可能になった。新NISAにより個人の資産が預貯金から投資にシフト。日米双方に資産運用ビジネスをもたらした。さらに、日本がデフレから脱却。賃金も上昇し株価を最高値に押し上げた点を評価。KKRのCEOは、日本向け年間投資が10年前に比べ5倍になったという。金融庁が9月末から10月初め、世界の金融関係者を集めた「ジャパンウィークス」を開催。新政権がこの流れを引き継ぐ見込みだ。ウクライナや中東が人災なら世界各地で天災も加速。国内で地震と豪雨のWパンチに見舞われた輪島然り。補正予算さえつかないという。総裁選後が注目される所以だ。ここまでくると、戦後の財閥解体、東証の市場改革、■■■■(****)のUSスチール買収など「米国仕込み」といえなくもない。ホロスコープによると。9月2日~10月11日、翌12日から11月20日にかけて雌雄決着。片時であれ目を離せない。破壊と再生がピークアウト。来年以降、世界の秩序が変わるという。10月1日から■■■■(****)が生まれ変わり、同23日■■■■■(****)上場でモノ・カネから公益優先の流れも注目される。
日経平均先物によると、25日大証ミニ3万7890円(+0.60%)に対しラージ同、シカゴ7800円。現物より10円安い。ダウ先物4万2560ドル(-0.09%)。同352ドル高い。VIX恐怖指数15.78(+2.53%)、WTI原油先物71.08(-0.67%)。金先物2680(+0.12%)、ビットコイン円9,195,578(-0.05%)。
25日の日経平均70円安。大引け3万7870円。TOPIX2650(-6)。10年債0.810%(+0.005)。米10年債3.762%(+0.32%)。上海総合2896(+1.16%)、香港ハンセン19,129(+0.68%)、インドNifty26,004(+0.25%)、ロシアRTS971(-0.32%)。グロース655.65(-0.83%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)など。9月末から10月初め、世界の金融大手が日本に集まる。進駐軍に見えるところが面白い。(了凡)