一旗あげる無名の銘柄 米利下げと日本利上げリスク再び (2024.09.04)
3日ぶり小反落。日経平均小陰線の引け。戻りが一巡した。2日NY休場を受けたもので、10年債一時0.925%と1ドル146円台前半のせめぎ合い。6日米雇用統計に17~18日FOMC待ち。円キャリーが止まり先物の買い戻しが一巡してから方向感を失った。プライムの出来高14億5000万株、売買代金3兆3100億円。値下がり364(値上がり1230)。ホロスコープの通り、2日から前に進まなくなった。10月12日まで続くという。欧州で英国の時価総額が8月末フランスを上回りトップ。政治リスクで明暗が伝えられ、ドイツのVW工場閉鎖検討も只事ではない。一方、ガザ境界撤退を否定したイスラエルに対し、英国が人道法違反を懸念して武器輸出一部停止を表明。ウクライナを含め引っ込みのつかない事態になった。英国の場合、QT(量的引き締め)が財政支出増をもたらし、金利上昇で国債が下落し損失補填を迫られた。日本は、日銀が政策金利を0.6%に引き上げると経常赤字。2.8%で債務超過との試算がある。マイナス金利導入に伴う黒田バズーカ10年の反動が金利正常化。9月から米利下げと日本利上げを巡り利害表面化。10月で収まらず11月米大統領選まで持ち越し。その後も混乱が続く見通し。ブルームバーグによると、日本の金利上昇が世界市場に衝撃を与えた。初動に過ぎず今後も起きる。投資家は、株や債券、通貨に連鎖した動揺の根底にあるものを無視しているかもしれない。日本の金利が上昇し、海外に投資された日本企業の資金が国内に還流するリスクも含まれる。ボラティリティ(変動幅)が依然高い。予想される米利下げと日本利上げが再び市場を揺さぶる可能性に言及した。このため、日経平均やTOPIXをリードしたプライムからスタンダードにグロースも水準訂正。大型に続き中小型のテンバガー(10倍)を符丁に9月入り。現実になった。冥王星が10月山羊座に逆行し、再び巡行し11月水瓶座に入るペンタクルな運命。国内のほかケイマン島や香港、オイルマネーなど外資系の動きが活発という。
日経平均先物によると、3日大証ミニ3万8500円(-0.75%)に対しラージ8490円、シカゴ8495円。現物より191円安い。ダウ先物4万1450ドル(-0.49%)。同110ドル安い。VIX恐怖指数16.52(+6.24%)、WTI原油先物72.20(-1.84%)。金先物2530(+0.14%)、ビットコイン円8,630,945(-0.72%)。
3日の日経平均14円安。大引け3万8686円。TOPIX2733(+17)。10年債0.920%(+0.015)。米10年債3.908%(+0.001)。上海総合2802(-0.29%)、香港ハンセン17,651(-0.23%)、インドNifty25,268(-0.04%)、ロシアRTS890(-2.71%)。グロース680.57(+1.94%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。来年から形のない時代といわれる。無名の銘柄が一旗あげる時だ。(了凡)