9月のFOMCが焦点 米雇用統計8月分発表の顚末次第 (2024.08.26)
前週末続伸。日経平均小陽線の引け。後場日中高値をつけた。23日衆参閉会中審査の日銀総裁発言、日本時間同日夜ジャクソンホールのFRB議長講演を差し引きしたもの。23日ダウ462ドル高(22日177ドル安)となり、1ドル144円35~45銭の円高に振れ、日経平均先物が130円安の3万8300円。現物より64円安い。米9月利下げ一点張り。米10年債が3.80%(前日3.85%)に低下し株の割高感が後退した。しかし、米経済情報の公平なアクセスに疑念が残り、9月6日(8月の雇用統計発表)と同17~18日FOMCに課題を残した。23日、ダウが一時7月の最高値4万1198ドルを上回ったものの、4万1175ドルで引けたのが市場の本音。ホロスコープによると、9月2日冥王星が山羊座に戻り10月12日順行再開。11月20日水瓶座に移動する転換点。この間暗黒の木曜日(1929年)、ネットバブル(1990年代末)、リーマンショック(2008年)並みの洗礼を浴びるという。米大統領選(11月5日)を前に乗るか反るか。日本は9月27日総裁選を踏まえ、解散総選挙も玉石混合。依然、つかみどころがない。23日入手した材料によると、米大統領選に向けて米経済の原則がすべてに優先されると誰も考えていない。チップに価格や家賃の統制、関税、税金を巡る軍拡競争など経済の原則すべて投げ捨てた。エコノミストのいうことを聞かないという。投開票でもめ結果判明後もシコリを残すとみられるだけに、経済の混乱が尾を引く見通し。ワイオミング州ジャクソンホールで開かれたカンザスシティー連銀の年次シンポジウム。FRB議長の講演要旨を入手した。曰く、政策を調整する時がきた。方向性は明白であり、利下げのタイミングとペースは今後入手するデータ、変動する見通し、そしてリスバランスに左右される。ハリス候補が税控除や安価な処方薬に関する提案を通じてコストダウン。中間層の経済機会を高めるよう主張。減税延長、子供税各控除の拡大復活、便乗値上げ禁止など女性のほか非白人に受けている。
日経平均先物によると、直近大証ミニ3万8255円(-0.40%)に対しラージ8280円、シカゴ8300円。現物より64円安い。ダウ先物4万1273ドル(+1.09%)。同98ドル高い。VIX恐怖指数15.86(-9.63%)、WTI原油先物74.96(+2.67%)。金先物2548(+1.27%)、ビットコイン円9,275,484(+0.14%)。
23日の日経平均153円高。大引け3万8364円。TOPIX2684(+13)。プライムの出来高13億1700万株、売買代金3兆4000億円と7月22日以来の薄商い。値下がり641(値上がり949)。10年債0.900%(+0.030)。米10年債3.810%(-0.044)。上海総合2854(+0.20%)、香港ハンセン17,612(-0.16%)、インドNifty24,823(+0.05%)、ロシアRTS915(-2.65%)。グロース640.52(+0.21%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。9月のFOMCが焦点。米雇用統計8月分発表の顚末次第だ。日本の市場がみんなの幸せにつながる。(了凡)