1ドル100円視野 円キャリー逆流から正常化始まる (2024.08.13)
前週末反発。日経平均小陰線の引け。居心地が悪い。持ち高調整によるもので、9日ダウ51ドル高(8日683ドル高)。夜間取引で先物が350円高の3万5300円をつけ一服。円キャリー巻き戻しのほか日向灘の地震(M7.1)が「南海トラフ」の尾ひれつきで余震続き。ヘッジファンドのロング買い持ちとショート売り持ちがレバレッジ解消に追われた。プライムの出来高25億4700万株、売買代金6兆3300億円。値上がり1225(値下がり392)。13日米PPI(7月)、14日同CPI、15日も小売売上高発表を控え模様眺め。4~6月期決算発表が峠を越し戻りを試すとみられる。外資が円キャリー巻き戻しで巨額損失をかぶり、日本近海の地震にも敏感で調整に時間がかかる。8日をピークに12日までライオンズゲートが続き、この間値保ちのいいものが市場をリード。9日述べた関係分の■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)など生まれ変わる見通し。9日、NY在住若林氏の便りで米国株式市場の転換とブルマーケットの終焉が伝えられ、事実上下げ相場の時間稼ぎ。これまで利下げ株高の金融相場から同株安の業績相場に変わった旨言及している。ブルームバーグによると、この急落が米株式にとって吉兆との声もある。今回のように、パニックが恐怖を煽る過去の事例でS&P500種がその後好調なリターン。1962年以降13回あり、このうち90%以上が1年後大きく上昇したという。一方、円安をリスクと受け止め利上げに踏み切った日銀。一貫性を維持すると合理性が生まれ、市場の不用意な乱高下を避けられる。円キャリーの逆流で世界の同トレード約4分の3が消えた模様。このため、市場が落ち着くと徐々に利上げ。5日ブラックマンデー(1987年)以来の暴落を見た日経平均とTOPIXも自律反発途上。小回り3ヵ月で11月までかかる。
日経平均先物によると、直近大証ミニ3万5290円(+0.73%)に対しラージ5300円、シカゴ5285円。現物より260円高い。ダウ先物3万9609ドル(+0.02%)。同11ドル高い。VIX恐怖指数20.37(-14.38%)、WTI原油先物76.98(+1.04%)。金先物2470(+0.30%)、ビットコイン円8,963,412(+0.20%)。
9日の日経平均193円高。大引け3万5025円。TOPIX2483(+21)。10年債0855%(+0.025)。米10年債3.940%(-0.050)。上海総合2862(-0.27%)、香港ハンセン17,090(+1.17%)、インドNifty24,364(+1.03%)、ロシアRTS1036(-0.15%)。グロース561.78(+0.73%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。円ショート解消に伴い巻き戻し進行。1ドル100円が視野に入った。日本のポジション長期上昇。相当なリターンが見込まれる。(了凡)