再びペンタクルな運命 9月末の総裁選まで戻りを試す (2024.08.16)
4連騰。日経平均小陽線の引け。小康状態になった。14日米主要3指数続伸が伝えられる一方、15日発表されたGDP年率3.1%増(4~6月実質)も明るい材料。前日TOPIXに続き月初の急落から半値戻した。シカゴのVIX恐怖指数が16.37(急騰前16.36)をつけ往って来い。プライムの出来高17億5000万株、売買代金4兆4000億円。値上がり1018(値下がり577)。引け後、先物が甘い。9月の米利下げが25bpか50bpか定かでなく、6日の雇用統計発表まで時間稼ぎ。首相退陣表明を受け、9月末の総裁選まで戻りを試す動きとみられる。ブルームバーグによると、14日WHOが2年ぶりサル痘緊急事態を宣言。デンマークのワクチンメーカーやアジアの検査機器メーカーが一斉に買われた。国内で■■■■■■■■■■■■■■■■(****)がS高。値上がり率トップ。独自のDNA抽出技術を核にDNA解析、免疫測定機器や関連試薬を手掛け起死回生。■■■■■■■(****)を刺激した。アジアでヘルスケア関連が人気を集め、域内の一部で新型コロナ感染者が急増している模様。シンガポール発にしても、最近アフリカのサル痘ウィルス感染拡大がコロナ禍を呼び起こしている。流行初期段階にあり警戒が必要との由。WHOが2022年7月同事態を宣言し、新規感染者や死者減少を受けて23年5月終了した。コロナ処理を通じてマッチポンプと揶揄されたWHOだが、2度目だけに迅速な対応が望まれる。がん免疫療法にオプジーポが承認され10年。サル痘再発をきっかけにDNA解析や免疫測定器が見直され、ゲノム治療につながる公算もある。15日入手した情報によると、FRBは依然として21~22年のインフレ高進を一時的、サプライチェーン混乱によるものというが、記録的な財政支出をイージーマネーで賄ったのが本当の原因。トランプ氏がイージーマネーとドル安を求めるなら、さらにインフレが見込まれ2期目も失敗に終わるという。米国が9月利下げをさんざん織り込んだのに対し、日本は総裁選まで戻りを試す小康状態。8月よりずっとマシなはずだ。
日経平均先物によると、15日大証ミニ3万6660円(+0.03%)に対しラージ同、シカゴ6670円。現物より62円安い。ダウ先物4万0248ドル(+0.32%)。同240ドル高い。WTI原油先物77.85(+1.13%)、金先物2502(+0.93%)。ビットコイン円8,661,682(-0.09%)。
15日の日経平均284円高。大引け3万6726円。TOPIX2600(+18)。10年債0.830%(+0.025)。米10年債3.846%(+0.009)。上海総合2877(+0.94%)、香港ハンセン17,109(-0.02%)、ロシアRTS1004(+2.47%)。グロース592.74(-0.03%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。冥王星が9月2日山羊座に戻り10月12日順行再開。ライオンズゲートの延長上。再びペンタクル(物質的満足)な運命にある。(了凡)