混乱を受け入れる場面 円が最強通貨10年後の手掛かり (2024.08.07)
4日ぶり反発。日経平均大陽線の引け。2空止まりだ。5日ダウ1033ドル安を受けたもので買い戻しが主因。自律反発に過ぎない。ヘッジファンドがロング買い持ちショート売り持ちで10~100倍のレバレッジに自ら面食らった模様。日銀の0.25%利上げをきっかけに慌ててポジションをクローズ。急激な円高と株安に見舞われた。追い証、仕組み債にも八つ当たり。米国のエヌビデアが直近3日で14%下げ、2000年ITバブルでシスコ、1929年花形だったRCAを彷彿する流れという。プライムの出来高34億8000万株、売買代金7兆7500億円。値上がり1575(値下がり64)。引け後、先物が買い戻しの反動で急落している。市場大荒れの中にあって円が最強通貨といわれ、直近141円台まで戻しスイスフランさえしのぐ存在。今秋のほか来春の暴落を引き合いに円キャリー第3次ブーム一巡。130円台も視野に入った。このため、マイナス金利で米国に渡った1500兆円が8月以降日本に里帰り。バフェット氏の「市場にとどまれ」がモノをいいそうだ。8日をピークに12日まで続くライオンズゲートが注目される。数百年ぶり強力なエネルギーが「危険な暑さ」にもうかがえ、久しく続いた古い時代から覚醒を促すという。市場にこだわると、自律反発一巡後に戻り高値を更新するのが主力銘柄。今秋ないし来春の暴落にも折り合いをつける。6日入手した情報によると、7月31日ハマスの最高幹部がイランで殺害され、必ずイランが報復するはず。イスラエルの士気が低い。10ヵ月ハマスとの戦闘で限界にきた。一方、世界的な株の暴落がウクライナ戦争に影響し支援が減る。ウクライナに渡ったF-16 戦闘機が40年前の旧式で取るに足りない。要するに、2日始まり5日まで続いた世界株安の影響が8~12日判明するわけだ。米国をはじめ外国の市場から日本の資本引き揚げが始まる。逆に米国はドル安円高の煽り。今後、万一緊急利下げならドル暴落。日本に資金が集まると考えられる。
日経平均先物によると、6日大証ミニ3万3390円(-2.47%)に対しラージ3400円。シカゴ3450円。現物より1225円安い。ダウ先物3万9082ドル(+0.60%)。同379ドル高い。VIX恐怖指数31.95(-17.16%)、WTI72.62(-0.44%)。金先物2444(+0.01%)、ビットコイン円8,048,511(+1.81%)。
6日の日経平均3217円高。大引け3万4675円。TOPIX2434(+207)。10年債0.885%(+0.130)。米10年債3.838%(+0.054)。上海総合2867(+0.23%)、香港ハンセン16,647(-0.31%)、インドNifty24,034(-0.09%)、ロシアRTS1049(-1.56%)。グロース533.79(+10.06%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。円が最強通貨になり10年後の手掛かり。混乱を受け入れ市場にとどまる場面だ。(了凡)