10年後ものみな3倍に 物価や売り上げ株価も仮説成り立つ (2024.07.30)
週明け急反発。日経平均中陽線の引け。全面高だ。先物の夜間取引3万8200円に鞘寄せし自律反発。9日ぶり溜飲を下げた。バフェット指数200%の反動と29日の集中開運日を受け神頼み。引け後、小康を取り戻した。プライムの出来高16億1100万株、売買代金3兆9600億円。値上がり1571(値下がり63)。30~31日の日銀政策決定会合とFOMCに続き4~6月期決算発表、パリ五輪、米民主党大会、ジャクソンホールなど各駅停車。戻り一巡から乱高下が関の山。つかみどころがない。マクロで日経平均10万円相場の転換点。11日4万2224円を上場来高値に20%押し(3万3800円)が今秋下値の目安と述べた。27日JBpressに面白い記事が出ている。日経平均急落でも「10年後10万円」になる三つの理由。トランプ相場や日銀利上げも一過性。吉野家の牛丼1500円。10年後、日本の物価が3倍になるとエスプリも利いている。今米国に行けば同じ吉野家の牛丼1500円程度。日本が追いつくだけで1500円になるが、米国その他2000~3000円に跳ね上がり500円時代大詰め。昨年末、ロンドンのサンドイッチ1200円。大して美味しくないのに日本のコンビニでは300円で結構いける。これから日本の物価が3倍になると企業の売り上げや株価も3倍という仮説が成り立つ。日本企業の経営改革や東証の市場改革も有効で、10年後大谷翔平や藤井聡太を生んだ世代が主力。大企業の改革と次世代の台頭が日経平均10万円をリードするという。事実、直近10年デフレ下で日経平均約3倍。10万円でも強気にあらず。大局観が重要で足下ならぬ遠くを見ろという。ホロスコープによると転換点。つかみどころのない29日を開運日に8月佳境入り。来年スケール拡大。吉野家の牛丼と似た顚末で興味深い。11月の米大統領選にかけてリーマンショック(2008年)、暗黒の木曜日(1929年)をトラウマに乗り切る場面。1990年の日経平均暴落に拘らずダウが上り坂だったのを覚えている。
日経平均先物によると、29日大証ミニ3万8465円(+0.05%)に対しラージ8470円、シカゴ8500円。現物より31円高い。ダウ先物4万0998ドル(+0.41%)。同409ドル高い。VIX恐怖指数16.63(+1.46%)、WTI原油先物76.56(-0.78%)。金先物2432(+0.19%)、ビットコイン円10,714,128(+1.75%)。
29日の日経平均801円高。大引け3万8468円。TOPIX2759(+60)。10年債1.025%(-0.030)。米10年債4.159%(-0.035)。上海総合2891(+0.03%)、香港ハンセン17,238(+1.28%)、インドNifty24,832(+0.03%)。グロース655.02(+1.88%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)など。四半期発表に一喜一憂しても始まらない。今後FRB利下げ、日銀利上げで決まり。10年後ものみな3倍になるわけだ。(了凡)