不断の修養によるもの 最も変化に敏感なものが生き残る (2025.03.13)
小反発。日経平均小陽線の引け。転換点にある。10日ダウ一時1100ドル安、11日の日経平均同1000円安に顕著。12日もウクライナ停戦受諾(30日間)のほかトランプ氏の関税引き上げ二転三転。踊り場のひとこまだ。プライムの出来高18億8700万株、売買代金4兆4600億円。値下がり430(値上がり1156)。引け後、先物に買い戻しが入った。14日メジャーSQを控え日本時間夜の米CPI前月比+0.2%が気掛かり。ブルベア気が気でない。米国ファーストがドル離れを加速し、米景気後退懸念もウォール街に定着した。米国例外主義の限界といわれ、10日ナスダック100指数3.8%急落、米失業率2月4.2%上昇、1月の個人消費支出4年ぶり大幅減など響いた。試行錯誤が続き4月2日自動車関税や相互関税公表まで右往左往。米国市場が債券に閉じこもり日本に引き合いがきている。ブルームバーグによると、貿易戦争拡大の恐れ。日本も鉄・アルミ関税25%対象となり、欧州の2018~19年対抗措置復活と並ぶレベル。それも、米国の強い製造業復活が金看板で時代遅れ。マッキンリ―の全盛期(1890年)以来135年ぶり。19世紀のネタという。ジョージV・ブッシュ氏(78)当時も鉄鋼製品の関税2年足らずで廃止。経済に長い影響を与えた。2002年に導入され、窮地に立った強い政治力のある鉄鋼産業の保護が目的。自動車部品やプレス加工などコストを押し上げ翌年撤廃された。その後、競争力が弱まり海外市場の販売に苦慮。雇用も悪化し5年影響が残ったという。レーガン時代(1981~89年)然り。日本製半導体に対する関税が手強い競争相手から米国のテクノセンターを守るためだった。ニクソン氏は、1971年輸出大国の西ドイツと日本が通貨切り上げに同意した直後、広範囲に関税をかけ短期間で問題を解決した。しかし、今回二転三転示しがつかず、際限ない貿易戦争に出口なし。ウォール街はこの1ヵ月打ちのめされ、カナダとメキシコ1ヵ月猶予が発表されても身構えたまま。何も計画が立たない。保護主義の教訓は利権集団がつくられたこと。貿易戦争の当事者自ら関税を維持するため血眼になるという。ダーウィン(1809~82年)は変化できる者が残るといった。運もついて回る。
日経平均先物によると 12日大証ミニ3万6970円(+0.46%)に対しラージ6980円、シカゴ7005円。現物より185円高い。ダウ先物4万1718ドル(+0.43%)。同284ドル高い。VIX恐怖指数25.99(-3.45%)、WTI原油先物67.05(+1.21%)。金先物2915(-0.10%)、ビットコイン円12,386,354(+0.58%)。
12日の日経平均25円高。大引け3万6819円。TOPIX2694(+24)。10年債1.520%(+0.015)。米10年債4.292%(+0.012)。上海総合3371(-0.23%)、香港ハンセン23,600(-0.76%)、インドNifty22,467(-0.01%)、ロシアRTS 1156(-0.70%)。グロース651.31(+1.54%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。最も強いものが生き残るのではない。最も変化に敏感なものが生き残る。不断の修養によるものという。(了凡)