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8日頭打ち膠着状態 都知事選後遺症が尾を引く見通し (2024.07.09)

 週明け続落。日経平均小陰線の引け。頭打ちだ。5日米主要3指数ピーク更新と肩を並べる一方、後場寄り史上最高値を更新し達成感。膠着状態に包まれた。プライムの出来高16億6100万株、売買代金3兆9000億円。値上がり493(値下がり1098)。引け後、先物が続落している。ブルームバーグによると、10年債1.085%に上昇。8日発表された5月の勤労統計調査で基本給が1993年以来の高い伸び。日銀が月末の政策決定会合で国債買い入れ減額、追加利上げに踏み切る警戒が根強いという。都知事選後遺症もついて回る。JBpressが目立ち、ついに公選法で刑事告発された小池百合子候補「女帝の落日」。惨敗の蓮舫、痛恨すぎた戦略ミス…東京都知事選、子育てママが「リセットは困る」と訴えた納得の理由。カオス(無秩序)な選挙ポスターでほぼ全裸女性も登場し公職選挙法の限界をさらけ出した。最初に指摘したのが鳥取県知事と総務大臣を歴任した片山善博氏といわれ、同法136条の2第1項1号違反。現職の知事が選挙に出る場合、期間中休職、副知事など地方自治法に基き執行代理を立てるのに、同知事は公務優先を理由に立てず候補者としてPRを行っていた。本人も現職として落選を意識しているという。こうなると、4日英労働党が14年ぶり政権を奪還し、7日投開票した仏国民議会決戦投票で左派が最大勢力。極右失速第3党と似たようなレベルだ。7月15~18日米共和党大会、8月19~22日同民主党大会のほか、11月5日米大統領選にも刑事告発が続出。選挙後遺症が尾を引く見通しだ。このため、あらゆる金融商品が投機の対象となり後半大荒れ。小さく生きるのが大きな幸せと述べた。ホロスコープによるもので、5月冥王星逆行を手掛かりに■■■■■■■(****)を立て、6月21日夏至、同22日満月から7月21日の満月までペンタクルな動きを検証する。月末FOMC、8月ジャクソンホールを乗り切る構えだ。
 日経平均先物によると、8日大証ミニ4万0970円(+0.29%)に対しラージ0980円、シカゴ同。現物より199円高い。ダウ先物3万9718ドル(+0.06%)。同341ドル高い。VIX恐怖指数12.64(+1.28%)、WTI原油先物82.50(-0.79%)。金先物2382(-0.63%)、ビットコイン円9,188,860(+2.28%)。
 8日の日経平均131円安。大引け4万0780円。TOPIX2867(-16)。10年債1.085%(+0.020)。米10年債4.280%(-0.080)。上海総合2922(-0.93%)、香港ハンセン17,524(-1.55%)、インドNifty24,320(-0.01%)、ロシアRTS1125(+0.48%)。グロース658.93(+0.23%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など。伸び切ったエヌビデアや大振りなM7にひきかえ、日本のバリュー株に見直し余地。6日新月だけに21日満月に跳ね返る。9日取材のため、10日付本欄休載の予定です。(了凡)