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アンコール伊勢町

AIバブル池の中の鯨 前回2008年リーマンショック (2024.06.28)

 4日ぶり反落。日経平均小陰線の引け。踊り場を迎えた。26日ダウ15ドル高(一時204ドル安)を受け、38年ぶり1ドル160円87銭の円安。為替介入が懸念される一方、米アマゾンの時価総額が2兆ドル(約320兆円)を突破。ハイテクに買い戻しが入った。日本時間28日朝10時からバイデン氏とトランプ氏の討論会。PCE(米個人消費支出)5月分の発表もありリバランス活発。引け後、先物が持ち直している。プライムの出来高16億2700万株、売買代金3兆9800億円。値上がり896(値下がり677)。ブルームバーグによると、米金利の高止まりがドルを押し上げ、ドル高が世界に与える影響を分析する中で止まらない円安。日本に打つ手なくFRBの支配鮮明と風を切るような解説。1日約1200兆円規模の外為市場でブレーキのかからない円安進行に米国の金融支配を体現した姿という。しかし、アマゾンの時価総額2兆ドルもAIバブルの典型。アップル、サウジアラムコ、マイクロソフト、エヌビデア、アルファベットに次ぐもので池の中の鯨になりかけている。生成AI普及が既得権の拡大を意味するもので、自分たちがシェア拡大でスーパーリッチになっても世界の市場でデフレ蔓延。生保や年金が「クジラ」といわれる所以だ。24日エヌビデアが急落し3日で約7%時価総額を失い、26日マイクロンも時間外取引で時価総額約8%安。前日述べたように、今後AIがウォール街で最も大きな売りの引き金といわれ、ネガティブサプライズにつながるという。ホロスコープによると、前回冥王星が動いた2008年にリーマンショック。冥王星が動くと時代が大きく変化する。今年9月2日山羊座に戻り、10月12日順行を再開し11月20日水瓶座に移動。転換点に相当する。6月21日の夏至、22日満月を中継点に7月21日満月にかけてペンタクルの嵐。あらゆる金融商品が投機の嵐。むしろ、大きくなり過ぎた大企業が今後倒産の危機に見舞われる。
 日経平均先物によると、27日大証ミニ3万9450円(+0.11%)に対しラージ同、シカゴ9480円。現物より138円高い。ダウ先物3万9479ドル(-0.15%)。同351ドル高い。VIX恐怖指数12.71(+1.27%)、WTI原油先物81.47(+0.70%)。金先物2327(+0.62%)、ビットコイン円9,841,700(+0.54%)。
 27日の日経平均325円安。大引け3万9341円。TOPIX2793(-9)。10年債1.070%(+0.050)。米10年債4.331%(+0.002)。上海総合2945(-0.90%)、香港ハンセン17,716(-2.06%)、インドNifty24,044(+0.74%)。グロース668.30(+2.02%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など。太陽から最も遠い10番目の星・冥王星の出番が迫ってきた。英雄不在の時代という。破壊と再生を促すもので■■■■■■■(****)もその一つ。7月になるとわかる。(了凡)