前代未聞の夏相場に ポスト覇権主義の多極化に突入 (2024.06.14)
続落。日経平均中陰線の引け。後場一段安だ。12日ダウ35ドル安(一時373ドル高)を受け、米CPIとFOMCを織り込んだ。後者の場合、朝三暮四で時間稼ぎ。玉虫色といわれ国内10年債一時0.955%に低下。
1ドル157円台の円安に振れ、バリュー株が全面安になった。米インフレ沈静化や利下げに時間がかかり消耗戦。この上、ウクライナと中東の戦争特需が一巡すると運用資金の行き場がない。コロナの失敗を取り戻そうと緩和マネーを投入し、引くにひけない状態の中で6月中下旬を迎えた。ホロスコープによると、11月の米大統領選にかけて破戒と再生を巡り大調整。世界レベルで下剋上本格化。AIにこだわりエヌビデアを持ち上げたところでペンタクル(物質的満足)に過ぎない。対抗するのがミーム株。和訳すると仕手株。能狂言由来といわれ、主人公が市場を舞台に縦横無尽。一部始終相場を操るさまをいう。21日、夏至のきわみにスタメンが揃う見込みだ。指折りのファンドやヘッジファンドを窓口にケイマン島仕込みの資金が伝えられ、米国で15年続く強気相場に空売りファンドが音をあげたという。国内で■■■■■■■(****)が先行。4月9日の大商いを初動に5、6月人気化。臨時株主総会をはじめ新株予約権行使、筆頭株主異動、ビットコイン購入。さらに、資金使途の変更など人気過熱と規制が泣きどころだ。5月23日急動意の■■■■■■■(****)も新株予約権絡み。当日慶大医学部のプレス発表があり、6月13日のIR(神経線維腫症2型に対する免疫療法)が共同研究の成果として米科学誌でも公表され二段上げ。双方10年ぶりに動き出した。小回り3ヵ月と大回り3年に相当し、米国のゲームストップやAMCエンターテイメントなどミーム株の影響が大きい。13日入手した情報によると、ウクライナは眼も当てられない。エネルギーシステムが破壊され経済停滞。すでに敗北している。歴史的にも、消耗戦は突然劇的に終わる。ベトナム戦争、アメリカの独立戦争然り。世界銀行は欧米の経済支配が終わったという。1994年G7の世界生産45.3%が現在29.3%に落ち込んでいる。ポスト覇権主義の多極化に突入した。
日経平均先物によると、13日大証ミニ3万8760円(+0.10%)に対しラージ同、シカゴ8770円。現物より60円高い。ダウ先物3万8667ドル(-0.22%)。同45ドル安い。VIX恐怖指数12.13(+0.75%)、WTI原油先物78.01(-0.62%)。金先物2321(-1.40%)、ビットコイン円10.690,591(-0.44%)。
13日の日経平均156円安。大引け3万8720円。TOPIX2731(-24)。プライムの出来高16億1800万株、売買代金3兆9800億円。値上がり274(値下がり1340)。10年債0.965%(-0.020)。米10年債4.269%(-0.047)。上海総合3028(-0.28%)、香港ハンセン18,112(+0.97%)、インドNifty23,398(+0.33%)、ロシアRTS1112(-0.61%)。グロース634.71(+0.01%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など。前代未聞の夏相場になりそうだ。(了凡)