大山鳴動して鼠一匹 6月から下剋上にふさわしい場面 (2024.06.10)
前週末小反落。日経平均小陽線の引け。小動きだ。7日ダウ78ドル高(6日87ドル安)に明らかで、先物が夜間取引で20円上昇し3万8670円。大山鳴動して鼠一匹。前日まで下振れ間際の米雇用統計が上振れした。利下げ観測が後退し米10年債4.4%台前半(前日4.29%)が解。ほっとしている。12日朝FOMCと米CPI(5月)発表を控えているためで、1ドル157円台に背伸びした円安も模様眺め。様々な懸案を持ち越した。何が動機であれ均衡を失うと暴落になりかねない。■■■■■■(****)の認証不正に伴う国交省の立ち入り調査にしても、時代に取り残された制度が問題という声もあり、直ちにトップの責任といい切れない。18日の株主総会が注目される。一方、7日NYからの便りで若林氏がトランプ氏の有罪判決に言及。これまで34の罪状すべて全員一致の有罪判決。7月11日、最高裁で最長4年懲役の見通し。11月5日、米大統領選の行方が問題。米国民の審判がはっきりしないためだ。今年2件連続敗訴。巨額の罰金と今回の有罪判決でトランプ氏下降線。巻き返しもメディアによるもの。60年前の1964年、米大統領選でゴールドウォーターが民主党のジョンソン氏に歴史的な敗北を喫した経緯を紹介している。6月から半年エヌビデアとミーム株。円安ドル高から円高ドル安の潮目と述べた。ホロスコープに呼応するもので、小回り3ヵ月大回り3年。ミクロで10日、10週、10ヵ月が目安。世界中、下剋上といわれる中で日本がダークホース。中下旬に本格化する見込みだ。プロとアマ、胴元と顧客がSNSで材料拡散。プレー再開が予想される。ゆうに10年、マイナス金利と緩和マネーで米国に溢れ返った1500兆円が日本に里帰り。米利下げ観測が後退しても利上げの限界がやって来る。やむなく時間が必要なためだ。7日入手した情報によると、ゼレンスキー氏解任の見通し。スイス和平会議で正統性を主張するつもりが米中やインド、サウジトップも欠席。目論見が失敗した。米国はキューバ危機(1962)を念頭にロシアと対等に構えている。しかし、バイデン氏のイスラエルに向けた包括提案に根拠なし。キューバ危機の再来なしという。
日経平均先物によると、直近大証ミニ3万8655円変わらず。ラージ8670円、シカゴ8660円。現物より24円安い。ダウ先物3万8866ドル(-0.23%)。同67ドル高い。VIX恐怖指数12.22(-2.86%)、WTI原油先物75.38(-0.23%)。金先物2311(-3.33%)、ビットコイン円10,926,857(-0.08%)。
7日の日経平均19円安。大引け3万8683円。TOPIX2,755(-2)。プライムの出来高13億4600万株、売買代金3兆4600億円。値上がり954(値下がり633)。10年債0.970%(+0.015)。米10年債4.432%(+0.144)。上海総合3051(+0.08%)、香港ハンセン18,366(-0.59%)、インドNifty23,290(+2.05%)、ロシアRTS1141(+0.86%)。グロース621.64(+1.49%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)など。6月から下剋上にふさわしい場面だ。(了凡)