証券ビュー

アンコール伊勢町

何が起きても動じない 暗黒の木曜日に匹敵する調整がミソ (2024.06.05)

 3日ぶり反落。日経平均小陽線の引け。まちまちだ。3日ダウ115ドル安(一時439ドル安)を受けたもので大荒れの様相。引け後、先物が急落している。前日述べた米景気の減速を示す一連の兆候が出ており、3日ISM(米サプライマネジメント協会)が発表した5月の製造業景況感指数48.7。市場予想を下回り2ヵ月連続マイナス。回復期待が裏切られ、10年債利回り低下とドル安に揺れた。このため、再び万事休す。直近値下がり上位指数によると、メキシコIPC-6.11%、インドNifty-5.93%、同Sensex-5.74%。値上がり上位指数グロース+2.37%、ロシアRTS+2.00%、メキシコIPC+1.23%対し逆回転。11~12日FOMCと13~14日の日銀政策決定会合を踏まえ、7日米雇用統計(5月)を避けて通れない。プライムの出来高17億0400万株、売買代金4兆2700億円。値上がり794(値下がり799)。にわかに雲行きが怪しくなった。3日、エヌビデアが1150ドル高値引け。これに対し、ミーム株(オモチャ)の代表格ゲームストップも一時40ドル50セント。75%上昇した。米景気が予断を許さず双方しゃかりき。これから半年、米大統領選(11月5日)にかけてあらゆる金融商品が投機の対象と述べた。NY市場でエヌビデアにマネーが集中し、「GAFA」も売られる現状から日本株に跳ね返り。選挙前で似たような現象も考えられる。4日入手した情報によると、金利が世界的に高止まりする中、商業不動産で最大の米国が深刻な事態。膨大なローンが今後3年以内に返済期限を迎えるためだ。手に負えなくなると銀行セクターで新たな危機が発生するという。価格が1年で7%、2022年3月をピークに21%下落。金利高止まりのまま価格が回復しない場合、ローンのデフォルト率が2007~08年世界金融危機の水準に達し、上回る可能性にも言及している。1929年10月24日、暗黒の木曜日に匹敵する調整がミソ。ホロスコープによるもので、9月2日逆行中の冥王星が山羊座に戻り、10月12日終了し順行再開。11月2日水瓶座入に移る。この間、クライマックスとみられ日本も影響を受ける。
 日経平均先物によると、4日大証ミニ3万8480円(-0.70%)に対しラージ同、シカゴ8450円。現物より387円安い。ダウ先物3万8543ドル(-0.29%)。同28ドル安い。VIX恐怖指数13.71(+4.58%)、WTI原油先物73.00(-1.64%)。金先物2353(-0.68%)、ビットコイン円10,727,255(-0.41%)。
 4日の日経平均85円安。大引け3万8837円。TOPIX2787(-10)、10年債1.015%(-0.045)。米10年債4.360%(-0.031)。上海総合3091(+0.41%)、香港ハンセン18,444(+0.22%)、インドNifty21,884、ロシアRTS1132(+1.84%)。グロース631.29(+2.37%)。値上がり率ランキングによると、関係分で日産化(4021)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、エーザイ(4523)■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)など。当分神頼み。6月に期待できる。何が起きても動じない。(了凡)