証券ビュー

アンコール伊勢町

大回り3年が解に相当 6月から矛先変わりピンチがチャンス (2024.05.31)

 続落。日経平均小陰線の引け。万時休すだ。29日ダウ411ドル安に見舞われ、新たな再生に向けて模索が始まる。大回り3年かかる見通し。ホロスコープで180年に一度の過渡期といわれ、戦前はおろか戦後のデータも当てにならない。以前述べたように、3月20日の春分が宇宙の元旦。同11日金星が水瓶座に入り1929年1月以来の逆回転。3~4月世界恐慌の前兆で5~11月NY市場に金融のしわ寄せがいく旨変わりない。29年10月「暗黒の木曜日」が第3次大戦を連想する推移。日本の場合、主要国で唯一金融が正常化に向かうためピンチがチャンス。大恐慌のトラウマによらず、疑似体験に学ぶところだ。29日、米10年債一時4.63%に対し新発10年債も13年ぶり1.1%台。米主要3指数が急落しアジアも軒並み安。プライムの出来高17億0800万株、売買代金4兆3900億円。値上がり982(値下がり615)。引け後、先物が買い戻された。後にも先にもNYが震源。同取引所設立(1817年3月8日)の経緯から割り出したもので、昨年11月からM7(超大型7銘柄)一辺倒。年初来エヌビデアも引き回し限界とみられる。30日入手した情報によると、NY市場でエヌビデアにマネーが集中し、資金調達のため「GAFA」も売られている。ビッグテク4社がAI技術を支配するため巨大投資も伝えられ唖然とした。関連市場独占となれば由々しい問題。彼らのプラットフォームに対しライバルを阻止することが可能になるわけだ。前日エムビデアのダウ採用が噂にのぼり、ミーム株が息を吹き返すやスポーツ賭博やカジノ合法化の動きもわかった。31日午前中に日銀の定例国債買いオペあり、夕方6月分の同オペ公表予定。23日札割れが起きただけに収まらない。6月から矛先が変わるはずだ。結論からいうと、ウクライナやイスラエルの現状と同様に消耗戦。11月にかけて株の暴落が生殺与奪の材料。この上、6月11~12日FOMCから8月のジャクソンホールまでいくと世界の現状が明らかになる。一例が中東。明らかに欧米離れ。米国抜きで和平が決まる可能性が出てきた。サウジ首脳がイラン訪問。欧米はICC(国祭司法裁判所)を使ってプーチン氏に逮捕状を出したが、ICCはイスラエルに厳しくブーメラン効果。一転して欧米首脳の犯罪が追及されるという。
 日経平均先物によると、30日大証ミニ3万8160円(+0.42%)に対しラージ同、シカゴ8180円。現物より126円高い。ダウ先物3万8218ドル(-0.79%)。同224ドル安い。VIX恐怖指数14.26(-0.14%)、WTI原油先物78.75(-0.61%)。金先物2362(-0.08%)、ビットコイン円10,692,981(+0.03%)。
 30日の日経平均502円安。大引け3万8054円。TOPIX2726(-15)。10年債1.055%(-0.020)。米10年債4.572%(-0.042)。上海総合3091(-0.62%)、香港ハンセン18,230(-1.34%)、インドNifty22,488(-0.95%)、ロシアRTS1158(-0.81%)。グロース602.27(-0.18%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。■■■■■■■(****)は初動に過ぎない。大回り3年が解に相当する。(了凡)