投資家が裏切られる日 鉄道やITバブルと似た結末に (2024.05.24)
3日ぶり反発。日経平均小陽線の引け。前日の反動とみられる。22日米主要3指数下落を受けたもので、FOMCとエヌビデアの決算を消化。指数先物に買い戻しが入る一方、日銀の買いオペ1年超3年以下札割れ。金融正常化観測が一服した。エヌビデアの四半期売上高約4兆円、同純利益2兆円に対しマイナスの余韻が残った場味。■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)4銘柄で日経平均の値上がり過半を占め、引け後先物の居心地が悪い。プライムの出来高15億6400万株。売買代金4兆4000億円。値上がり865(値下がり723)。まちまちだ。ブルームバーグやNHKは「よいしょ」の印象だが、ロイターが面白い。AIに向かう巨額資金、投資家が裏切られる日と図星。一見、AIモデルは人間の問いかけに素晴らしい回答をしてくれるが、詳しく調べると的外れの答えを出すこともある。AIで多大な収益を手に入れようとしているハイテクの投資拡大や、膨らみ続ける関連企業の評価にしても同じような力学が働く旨の指摘が興味深い。5月2日、AI使い物にならず。5~11月現体制がひっくり返ると述べたばかり。昨今のAIブームにも「わな」があるという。英国が鉄道建設に沸いた1850年当時資金の3の1失い、1990年代末のITバブルに伴う反動それ以上。鉄道や光ファイバーは設置されると耐用年数何十年分。ところが、AIモデルやサーバーの寿命の方がずっと短い。新しい情報や欠陥に基づく学習など忽ち陳腐化。結局、AIも鉄道やITブームと似たような結末になるという。ホロスコープによると、現在米国が南北戦争(1861~65)なら日本は明治維新(1867~68)の最中。従来の選挙やAIに拘らず共産主義や民主主義も崩壊。新たなものが生まれるところにきた。人災と天災によりもたらされ、24~25年乗り切った国が対象になる。この上、G7(6/13~15)、7月末FOMC、8月ジャクソンホールまで時間稼ぎ。その後、冥王星逆行と順行の影響を受け11月5日米大統領選で次の幕が上がる。23日、ヘッジファンドの年次総会が香港で開かれ、23年に続き日本が関心の的という。彼らはコロナをはじめ、ウクライナ、中東戦争を通じて記録的な緩和マネーを運用。22日エヌビデアの決算を境に岐路を迎えた。市場も23日から消耗戦とみられ11月に向けてカウントダウン。NY在住若林氏の5月19日暴落説が尾を引いている。
日経平均先物よると、23日大証ミニ3万9120円(+0.05%)に対しラージ同、シカゴ9100円。現物より3円安い。ダウ先物3万9870ドル(+0.22%)。同199ドル高い。VIX恐怖指数11.62(-5.45%)、WTI原油先78.23(+0.85%)。金先物2371(-0.91%)、ビットコイン円10,957,387(+0.93%)。
23日の日経平均486円高。大引け3万9103円。TOPIX2574(+17)。10年債0.995%変わらず。米10年債4.421%(-0.007)。上海総合3116(-1.33%)、香港ハンセン18,868(-1.70%)、インドNifty22,967(+1.64%)、ロシアRTS1197(-0.54%)。グロース615.48(-1.47%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)。PTSも人気だ。■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など。久し振りにロイターを見直した。(了凡)