万事休すから持ち直す 都知事選も泥沼に嵌まった印象 (2024.06.04)
週明け続伸。日経平均小陽線の引け。万事休すから持ち直した。前月末、ダウ574ドル高と凄まじい反発。夜間取引で240円高の3万8730円が中心値。4、5月外資が国内勢に売りを誘っていたという。プライムの出来高16億7600万株、売買代金4兆1300億円。値上がり1025(値下がり563)。案の定、引け後先物が一段安。6月から米国で株や債券など決済が従来の2日から1日に短縮された。リスク軽減とみられ新たな金融危機に備えるもの。伸び切ったAIブームにミーム株人気が拍車をかけ時間稼ぎ。しこたま緩和マネーを抱え込んだファンドが売り抜けをうかがう動きだ。3日入手した情報によると、前月末米国の投資家が注目したのは、4月の米PCE(個人消費支出)が1年前から2.7%上昇しエコノミストの予想通り3月と変わらなかったこと。注目すべきは、PCEそのものが0.2%増と予想を下回り前月0.7%増から伸びが鈍化した。同日、シカゴ購買担当者指数が5月35.4と4月の37.9から低下。前日、米第1四半期のGDPが1.6%から1.3%の伸びに下方修正された。FRBにとって景気の減速を示す一連の兆候が出ており、無視することができないという。ホロスコープによると、5月3日冥王星が逆行開始。再生に向け調整が始まった。6月11~12日FOMC、13~14日の日銀政策決定会合、13~15日G7、7月末FOMC、8月ジャクソンホールまで売りたい強気。買いたい弱気も垣間見える。■■■■■■(****)をはじめ5社計38車種の不正行為が明るみに出て国交省立ち入り調査。一方、ブラックストーンが2021年■■■■■■(****)から買収した「アリナミン製薬」(約2420億円)を3000億円で売却検討との報道もある。ともに、大き過ぎて潰せない案件。ウクライナやイスラエルも消耗戦に追い込まれ打つ手なし。人災の挙句天災に見舞われ、株の暴落なしに収まらない。6月から半年、市場の乱高下を通じてありったけ予告篇が続出しそうだ。米国のゲームストップに対し、国内で■■■■■■■(****)が5月下旬10年ぶりのアタリ。初動から耳目を集めた。17日夏の四季報発売、25日株主総会に向けてSNSの投稿活発。意外な展開が見込まれる。
日経平均先物によると、3日大証ミニ3万8810円(-0.33%)に対しラージ同、シカゴ同。現物より113円安い。ダウ先物3万8795ドル(+0.01%)。同109ドル高い。VIX恐怖指数13.14(+1.70%)、WTI原油先物76.73(-0.34%)。金先物2354(+0.37%)、ビットコイン円10,920,000(+2.43%)。
3日の日経平均453円高。大引け3万8923円。TOPIX2798(+25)。10年債1.060%(-0.010)。米10年債4.468%(-0.035)。上海総合3078(-0.27%)、香港ハンセン18,403(+1.79%)、インドNifty23,263(+3.25%)、ロシアRTS1102(-2.02%)。グロース616.66(-0.30%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)など。都知事選(20日告示・7月7日投開票)も泥沼に嵌まった印象を受ける。(了凡)