証券ビュー

アンコール伊勢町

5月から何でもあり 特需剥落しても日経平均倍返し (2024.05.09)

 反落。日経平均中陰線の引け。往って来いだ。ダウ5連騰を受けたもので、買い戻しが一巡し後場一段安。引け後、先物右往左往。調整が尾を引くとみられる。来週米CPI発表を控えているためで、前回3月+3.5%(2月+3.2%)を真に受け急落したトラウマが正体。米国でディズニーやエヌビデア、マイクロソフトが安いほか、国内で■■■■■■■■(****)に■■■■(****)、■■■(****)も売られた。米ハイテク株安と決算発表が交錯し指数採用銘柄中心に反落。大口機関投資家の運用不振をさらけ出した。プライムの出来高16億9400万株、売買代金4兆6900億円。値上がり466(値下がり1130)。前日述べた市岡説にうなずくこと頻り。ホロスコープで5月3日冥王星逆行開始。新たな再生に向け調整期間。9月2日山羊座に戻る。さらに、10月12日逆行を終了し順行開始。11月20日再び水瓶座に移動する旨述べた。1929年1月から10月まで星の配列が一致するといわれ、5月から半年世界レベルで何でもあり。昔ながらのバリュー投資が通用しないという。ブルームバーグによると、PER(株価収益率)やPBR(同純資産倍率)など指標の低い銘柄が2012年以降2年を除きすべての年でベンチマークのラッセル1000種に後れ。バリュー株が今年初め成長株にひきかえ記録的な値下がりとなった。昨年大手ハイテク「マグニフィセント・7」が上昇を独占しシェア40%に低下。かって、バリュー投資が割安銘柄を掌中に大勝利を収めたものの、当時の成功体験が裏目に出ている。一方、4月の米国債相場。過去7ヵ月で最悪のパフォーマンス。24年考えられる複数回の米利下げに備え、現時点で織り込むのが0.25%1、2回だけ。27兆ドル(約4180兆円)規模の米国債消化に予防戦を張る事態。南北戦争(1861~65)の再来といわれる米国で分断の危機。日本が30年デフレで先行し、事実上米国債引き受けの片腕だけに、これから半年真骨頂。伸るか反るか、あらゆる可能性を求められる。■■■■(****)がUSスチール買収に乗り出し、■■■(****)の光半導体も生成AIの電力需要を満たすもので、市場に光明をもたらした。ダウが恐慌を抜け出すのに25年かかり、日経平均が34年かけて最高値を更新した経緯に見どころ。日本の製造業が復活し生成AIが緒につけば、ウクライナや中東の戦争特需が剥落しても日経平均倍返し。既に6万8000円まで視野にある。7月に登場する「渋沢栄一」がどんなに喜ぶか想像に難くない。
 日経平均先物によると、8日大証ミニ3万8190円(-0.08%)に対しラージ同、シカゴ同。現物より12円安い。ダウ先物3万8951ドル(-0.19%)。同67ドル高い。VIX恐怖指数13.48(+1.89%)、WTI原油先物77.65(-0.93%)。金先物2323(-0.04%)、ビットコイン円9,674,205変わらず。
 8日の日経平均632円安。大引け3万8202円。TOPIX2706(-39)。10年債0.875%(+0.005)。米10年債4.488%変わらず。上海総合3128(-0.61%)、香港ハンセン18,313(-0.90%)、インドNifty22,302変わらず、ロシアRTS1176(-0.69%)。グロース654.89(-0.22%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。米国で日本のイチゴが大ヒットしている。(了凡)