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アンコール伊勢町

大荒れとみられる5月 時代の変化が大きな単位で動き出す (2024.04.25)

 3連騰。日経平均大陽線の引け。全面高だ。23日米主要3指数続伸を受けたもので、19日1011円安のお返し。ブルームバーグによると、米金利上昇が一服したほか、EVのテスラや半導体のテキサス・インスツルメンツが決算発表後に時間外で買われたのが材料。引け前買い戻しが入り高値引け。引け後先物が軒並み安。釈然としない。ドルが買われ「逆プラザ合意」なら、金先物は売られ22日2.7%下落。23日も安い。日銀の政策決定会合(25~26日)や24日メタ、25日マイクロ・ソフトとアルファベットが決算発表。前後するが、米PCEに来週の米雇用統計発表を控えている。プライムの出来高17億4000万株、売買代金4兆5500億円。値上がり1195(値下がり402)。盛り上がりに欠ける。1~3月期テスラが4年ぶり減収減益に対しGM24%増益。北米でガソリン車好調という。23日米上院がウクライナ支援法案を可決しながら、ウクライナの政府高官が武器調達で大規模な汚職も伝えられ支離滅裂。ネオコンの作戦失敗が尾を引いている。24日入手した情報によると、ウクライナ軍の命令拒否が目立つ。3つの部隊が戦場を去った。ロシア軍が占領地を拡大している。第47部隊が配置換えを拒みウクライナ軍崩壊寸前。ポーランド国境に欧米の兵器が集められ、これらがウクライナに入ると徹底的にミサイル攻撃と威嚇。ウクライナでは国内を除きパスポートの更新ができない。海外の若者を兵士として召集するため、違法のパスポートが役人の汚職源といわれる。米国務長官が24日から北京と上海を訪問。中国がロシアに手を貸すなら経済制裁の脅し。拒否すると金融制裁も予想され、金をはじめ資源を大量買いした模様。上海先物取引所の売買高が急増する一方、未決済建玉に変化がない。米国が正義といわんばかり。大きな事件が起きるという。フォーリンアフェアーズ4月号に「ヨーロッパはウクライナに兵を派遣すべき」旨の記事が出た。欧米は平和を嫌っているとの趣旨だ。5月号も中東の混乱とイスラエルの戦略をテーマに、欧米の世界覇権が終わりそうな見通し。世界中、制御困難になりかけている。要するに、何でもあり。時代の変化が大きな単位で動き出した。国内でも28日の衆院補選で東京15区、島根1区、長崎3区が焦点。彼岸ともに世界情勢の縮図。ざっと180年前、維新に成功しても西南の役(1877)まで収まらなかった経緯をたどる公算が大きい。無事乗り切ると、国内外で残存者利益に跳ね返る。
 日経平均先物によると、24日大証ミニ3万8300円(-0.36%)に対しラージ同。シカゴ8290円。現物より170円安い。ダウ先物3万8730ドル(+0.01%)。同226ドル高い。VIX恐怖指数15.78(+0.57%)、WTI原油先物83.00(-0.43%)。金先物2325(-0.70%)、ビットコイン円10,342,042(+0.41%)。
 24日の日経平均907円高。大引け3万8460円。TOPIX2710(+44)。10年債0.890%(+0.010)。米10年債4.641%(+0.038)。上海総合3044(+0.76%)、香港ハンセン17,201(+2.21%)、インドNifty22,402(+0.15%)、ロシアRTS1169(+0.50%)。グロース655.60(+0.76%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。5月大荒れとみられる。25日取材のため26日休載の予定です。(了凡)