市場いち早く種明かし 24~25年ラストリゾートに陣取る (2024.04.19)
4日ぶり反発。日経平均中陽線の引け。後場一段高だ。17日米主要3指数下落を受けたもので、TSMCの好決算発表が主因。1~3月期16.5%増収、純利益8.9%増(約1兆円)となりピーク更新。アップルやエヌビデアなどAI向け半導体の主力製品が好調で関連銘柄中心に自律反発した。3月に訪日客が初の300万人を突破しインバウンド関連も確り。3万8000円の攻防とみられる。17日FRBが公表したベージュブックによると、米経済わずかに拡大。企業の価格転嫁困難が要旨。このため、バフェット氏の米バークシャー円債過去2番目の起債に日本株追加投資の思惑が伝えられブル回れ右だ。プライムの出来高15億2000万株、売買代金4兆0500億円。値上がり1396(値下がり224)。引け後、先物が方向を見失った。JPモルガンのCEOによると、AIは相手を知り、もっと学び、パターンを調べ、過去の成功を突き止めること。最近の株主書簡でAIが印刷機、蒸気機関、電気、コンピューティング、インターネットのような新興テクノロジーとの見方を明らかにした。しかし、銘柄を選ぶことができない。AIのおかげで人間が資産管理を任せられる時代に近づいたという。18日入手したバンカメの情報によると、米国経済が今後1年「ノー・ランディング」(続伸)と回答した投資家36%。1ヵ月前23%から増加し23年6月以降最大になった。減速によりインフレが平均値のソフトランディングになる割合54%。ハードランディング7%に過ぎない。利下げが9月にずれ込み来年になる見方もある。にも拘らず、米国が南北戦争(1861~65)から180年ぶり「東西戦争」を迎えたといわれ分断の危機。南北戦争当時、ドイツやイタリアも存亡の危機にありクリミア戦争然り。ホロスコープによると、冥王星が水瓶座入りする2024~43年にかけて20年続く見通し。走りが3~4月、5~11月本格化。来年以降拍車がかかるという。日本の明治維新(1867~68)に相当し、当時渋沢栄一(1840~1931)を幕臣に迎えた徳川慶喜(1837~1913)が70万石与えられ静岡に隠居している。現在の政権与党も似たような経緯にあり、世界中御一新の定め。さらに20年続くわけで並外れたものになる。市場がいち早く種を明かし、24~25年ラストリゾートに陣取るのも時間の問題。黒田バズーカによるマイナス金利で延べ1500兆円米国に高跳びした日本の資金が仲間をつれて里帰り。バフェット氏やJPモルガンに加え、マイクロソフトやオラクルなど日本に大型投資を発表した。
日経平均先物によると、18日大証ミニ3万7970円(-0.51%)に対しラージ同、シカゴ8010円。現物より70円安い。ダウ先物3万8056ドル(+0.17%)。同303ドル高い。VIX原油先物17.94(-1.48%)、WTI原油先物82.64(-0.06%)。金先物2399(+0.47%)、ビットコイン円9,621,870(+1.32%)。
18日の日経平均117円高。大引け3万8079円。TOPIX2677(+14)。10年債0.865%(-0.020)。米10年債4.611%(+0.024)。上海総合3074(+0.09%)、香港ハンセン16,385(+0.82%)、インドNifty21,995(-0.69%)、ロシアRTS1156(+0.21%)。グロース659.87(+1.50%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など。市場がいち早く種明かし。24~25年ラストリゾートに陣取る。(了凡)