証券ビュー

アンコール伊勢町

事なきを得た年度末 新年度、人災天災何でもござれ (2024.04.01)

 前週末反発。日経平均小陽線の引け。事なきを得た。29日発表された2月の米PCE(個人消費支出)が前年同月比2.5%上昇にとどまり足踏み状態。FRB議長の「インフレ収束を確信するまで利下げを急ぐ必要ない」旨考えを受けたもの。利下げは重要でリスクがあるという。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が同2.8%上昇と2021年3月以来2年11ヵ月ぶり低水準。このため、2%まで期待感を表明した。ダウ5ヵ月連続上昇。年度末、安堵をもたらした。プライムの出来高17億5100万株、売買代金5兆0800億円。値上がり1367(値下がり253)。引け前ショートの買い戻しが入り急伸する一方、持ち高調整も出て新年度入りを牽制した。引け後、先物が確りだ。金融当局が円安に強い違和感を持っている模様で、152円台となれば介入本格化。週明け模様眺めで始まりそうだ。1日、日銀が3月の短観を発表。市場のDIがプラス10(前回12)といわれ四半期ぶり一服の見込み。4日、春闘の3回集計が発表され、2回同5.25%以来追い風。利上げの材料になる。一方、米国で1日3月の製造業景況指数、3日非製造業同指数とFRB議長講演の予定。ブルームバーグによると、ウォール街でインフレが期待ほど低下せず場味が急激に失われる恐れ。ブームに出遅れたセクターも上昇しトレンド取引が崩れるのも懸念材料。しつこいインフレにFRBが予想され以上に寛容で不人気な銘柄も上がり始めた。気が気でないという。米国のほか中国も40年インフレの末出口を迎える。日本の入口と同床異夢。ベクトルが正反対だ。ホロスコープによると、3~4月ないし5~11月にかけて1929年並みの疑似体験。回りまわって金融にしわ寄せと述べた。3月29日入手した情報によると、ゼレンスキー氏の任期が5月末に終わり、夏場にかけてロシア軍がウクライナの首都キーウを攻略。兵士がいないという。米国が国内分断のあおりでパワー後退。台湾、韓国、日本、フィリピン、豪州など事実上代理人。ウクライナの軍事支援を韓国に頼り、EUより多いという。4月2日から25日まで水星逆行。9日から3日間皆既日食。人災天災なんでもござれ、日本の場合、■■■■(****)と■■■(****)を足場に製造業のほかハイテクの復活も期待できるのが取り柄。資金需要旺盛で世界のお金が集まるのも道理。ものにもよるが、ダウのほかS&P500種、ナスダックの補完もできる。■■■■(****)がUSスチールを買収し、■■■(****)が光半導体でAIを席巻する夢がある。
 日経平均先物によると、直近大証ミニ4万0545円(-0.01%)に対しラージ0550円、シカゴ0380円。現物より11円高い。ダウ先物4万0140ドル(-0.01%)。同333ドル高い。VIX恐怖指数13.01変わらず。WTI原油先物83.11(+2.16%)。金先物2254(+1.90%)、ビットコイン円10,655,476(+0.30%)。
 3月29日の日経平均201円高。大引け4万0369円。TOPIX2768(+17)。10年債0.725%(+0.020)。米10年債4.206%(+0.018)。上海総合3041(+1.01%)、香港ハンセン16,541(+0.91%)、インドNifty22,326(+0.92%)、ロシアRTS1135(+0.66%)。グロース746.45(+1.59%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)など。新年度、人災天災なんでもござれだ。(了凡)