証券ビュー

アンコール伊勢町

連鎖反応に懐疑論も 外資にとって恐慌も手段のひとつ (2024.03.22)

 さらに続伸。日経平均中陽線の引け。最高値を更新した。19~20日米主要3指数続伸を受け後場一段高。24年米利下げ3回で折り合った。時間外で先物が安い。現物を256円下回り4万0555円をつけている。
プライムの出来高22億1400万株、売買代金5兆9000億円。値上がり1121(値下がり484)。連鎖反応によるもので懐疑論も根強い。前日述べた米消費者の金利を負担しないBNPL(後払い決済)によりカード延滞率上昇。債務が過剰に蓄積され後半行き詰まる恐れがある。20日、EUが制裁で凍結したロシア資産(約45兆円)のうち、年間約4900億円の利子9割を徴収しウクライナの武器調達を提案。財政難をさらけ出した。同日、米国も議会予算局が財政危機を警告し30年後GDP比率166%。金利上昇で利払いが増えコスト負担倍以上の見通し。FOMC当局19人のうち3回9人、2回同。大幅利下げ1人のみ。昨年12月5人から減った。米金利5会合据え置を好感し最高値を更新したものの試行錯誤。4月にも裏目が出る。19日、後場寄り後9分で日経平均740円乱高下。1929年1月以来、大恐慌の前兆と述べた。ホロスコープによると11日金星が水瓶座入りし3~4月を示唆。95年ぶり破戒と再生が見込まれる。20日を境に変化加速。4月の逆回転に備えるところだ。5~11月NY市場中心に金融を刺激し本格化。あらゆる金融商品が大商いで急騰し暴落に追い込まれる旨疑似体験。ピンチがチャンスとも述べた。米中バブル崩壊をコロナ禍、ウクライナ・イスラエル戦争など煙に巻いて先送り。資金不足に陥った当事者が恐慌をつくり出し、根こそぎ市場から巻き上げる前例に似ている。21日入手した情報によると、ウクライナ戦争のような消耗戦は突然終わりを迎える。第1次大戦のドイツ、南北戦争の南軍も戦線膠着状態から一気に崩壊。同じことがウクライナにも起きるという。このほか、世界で有名人の汚職を調べる「パンドラ・ペーパー」にプーチンなし。ゼレンスキーが2019年名指しで出た。20日の情報も面白い。プーチンが中国を訪問。その後、習近平が訪仏の予定。ウクライナ停戦とNATO参戦が懸案といわれる。ネタニヤフは85%イスラエル国民の信頼を得ている。米国の支援を得てヒズボラやイランと戦争する気だ。アラブは米国の制止を期待している。ウクライナ戦争は5月にロシアが大攻勢。NATOはタイタニック号で氷山に乗り上げ沈没を始めた。これらが3~4月、ないし5~11月織り込まれ、市場に混乱をもたらすわけだ。日本の個人金融資産が昨年末2141兆円。株高で過去最高。7月新札発行もあり外資が狙っている。
 日経平均先物によると、21日大証ミニ4万0620円(+0.10%)に対しラージ同、シカゴ0640円。現物より176円安い。ダウ先物4万0105ドル(+041%)。同378ドル高い。VIX恐怖指数12.88(-1.23%)、WTI原油先物80.78(-0.60%)。金先物2209(+2.25%)、ビットコイン円10,142,972(-0.83%)。
 21日の日経平均812円高。大引け4万0815円。TOPIX2796(+45)。10年債0.740%(+0.015)。米10年債4.226%(-0.049)。上海総合3077(-0.08%)、香港ハンセン16,863(+1.93%)、インドNifty22,011(+0.79%)、ロシアRTS1126(+1.08%)。グロース755.80(+1.30%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)など。外資にとって恐慌も手段のひとつだ。(了凡)