証券ビュー

アンコール伊勢町

3~4月大恐慌の前兆 普通の国になり5~11月ノアの方舟 (2024.03.21)

 続伸。日経平均中陽線の引け。後場切り返した。18日米主要3指数3日ぶり反発を受けたもので、織り込んでいた日銀の金融正常化に緩和延長、先物の買い戻しもあり高値引け。後場寄り後、9分で往復約740円乱高下。1929年1月以来、大恐慌の前兆がうかがえる。プライムの出来高19億3200万株、売買代金5兆2000億円。値上がり1250(値下がり366)。ホロスコープによると、NY市場の動向を反映し金星が水瓶座入りしただけに影響が大きい。3~4月世界恐慌の走りといわれ、5~11月NY市場の出来高と売買代金が急増。あらゆる金融商品に波及する一方、日本も新NISAや新1万円札発行を通じて外資の国際分散投資に巻き込まれる見通し。19~20日の日銀政策決定会合、FOMCなど膠着状態を巡るお題目に過ぎない。19日付日経夕刊5面の「十字路」にヒントがあった。曰く、多くの市場参加者は米金融引き締めで顕著な景気後退が起きると考えていたが、今のところこうした状況にない。なぜ、米国経済が堅調なままなのか。筆者は雇用・所得と消費の「好循環」の中で何らか外的ショックがないとリンクしない仮説を持っている。そこで、米消費者が金利を負担しないBNPL(後払い決済)に注目。NY連銀によると、クレジットコアが低い経済的に脆弱な世帯の利用が多い。カードの延滞率が高まる中で個人消費が維持され、成長が続く企業は雇用削減を行わず消費がサポートされる。しかし、時間の経過とともに債務が過剰に蓄積され行き詰まる恐れ。規制不十分といわれ実態が明確でない面もある。NY在住の若林氏によると、ITバブル再来の兆し。天井圏が長く居座る形になるのに見合うもの。大恐慌のトラウマによらず、疑似体験に学ぶところだ。20日を境に変化加速。3~4月、再び世界恐慌初期をなぞる展開と考えられる。1929年から95年ぶり。ホロスコープで危機・終焉といわれ、衝突や革命など避けて通れない。数カ月後、NY市場をはじめ混乱に拍車かかる見通し。日本の場合、バブル崩壊に伴うデフレで30年以上先行した。3~4月普通の国になり5~11月ノアの方舟。やり場のない調整を買って出た。■■■■(****)のUSスチール買収が急場しのぎ。4月の首相訪米から合意に繋がるまで時間稼ぎだ。米国の鉄鋼産業は中国の台頭により過去25年外国の食い物にされた。直近5年で劇的に変化。放置できないところにきた。
 日経平均先物によると、19日大証ミニ3万9530円(-0.18%)に対しラージ同、シカゴ9520円。現物より484円安い。ダウ先物3万9175ドル(-0.12%)。同385ドル高い。VIX恐怖指数14.55(+1.54%)、WTI原油先物82.08(-0.10%)。金先物2160(-0.18%)、ビットコイン円9,586,142(-4.93%)。
 19日の日経平均263円高。大引け4万0003円。TOPIX2750(+28)。10年債0.725%(-0.030)。米10年債4.325%変わらず。上海総合3062(-0.72%)、香港ハンセン16,529(-1.24%)、インドNifty21,817(-1.08%)、ロシアRTS1120(-0.78%)。グロース746.07(+0.76%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。■■■■(****)を見直した。(了凡)