証券ビュー

アンコール伊勢町

今年の賃上げ5.85% 次のテーマも具体化する運びに (2024.03.08)

 3日連続安。日経平均大陰線の引け。後場一段安だ。3日ぶり米主要3指数反発を受け最高値を更新する一方、3月にも日銀がマイナス金利を解除する旨伝えられ円高再燃。株のほか債券、為替、金利など流れが逆転した。プライムの出来高21億2400万株、売買代金5兆9200億円。値上がり675(値下がり929)。引け後、先物が軒並み安い。ホロスコープに見合うもので、20日春分点まで調整とみられる。6~7日FRB議長の議会証言が予想通りでも、8日メジャーSQと米雇用統計発表、中国全人代(11日まで)など予断を許さず乱高下。波乱含みに変わりない。7日、米大手経営者の自社株売りが明らかになりお粗末。メタやアマゾン、JPモルガンなどCEO・オーナーが当事者。昨年まで自社株買いで吊り上げただけに天に唾。後日咎めがでる。ビットコインと金先物が最高値を更新し理不尽。ドル離れを連想し、力やカネ、モノの限界がうかがえる。米大統領予備選でヘイリー氏が共和党候補から撤退し、トランプ氏の再選がほぼ確実といわれるが、8月の民主党大会まで何が起きるかわからない。現体制の逆転が世界中で見られ、当選しても続かないのが泣きどころ。2転、3転する見通し。ヘイリー氏曰く、米国の借金が最終的に経済を押し潰す。より小さな連邦政府が自由と生存のために必要。社会主義は米国にとって破滅の道。議会が機能不全に陥り悪化の一途をたどっている。6日、米地銀NYCB(NY・コミュニティ・バンコープ)約1500億円増資発表も同根。経営不安でCEOが交代し11日払い込み完了というが、一時47%安に急落し年初来82%安。事実上、FRB救済説が根強い。7日入手した情報によると、中国も八方塞がり。不動産バブル崩壊後、人民より共産党優先の政策。北京と上海の対立をはじめ四分五裂の国内事情が深刻。旧ソ連の統計をベースに改ざん、粉飾が続き実態不明。米中共倒れの危機と述べた。ロシアとウクライナも選挙で何ら得るものがなくジリ貧。米中共倒れの影響を考えると、今後やり繰りできる国も限られる。その点、日本は南北にシリコンバレーを構え東京に金融センター不可欠。10数年後、リニアを軸に東海道新幹線をバックアップ。経年劣化と大規模災害に備える計画だ。東京~名古屋40分、甲府~品川10分といわれ、次のテーマも具体化する運び。バブル崩壊で横にはった分、立つと大きい。34年ぶり最高値を更新。倍返しに向かっている。
 日経平均先物によると、7日大証ミニ3万9240円(-0.30%)に対しラージ9250円、シカゴ9260円。現物より339円安い。ダウ先物3万8752ドル(+0.12%)。同91ドル高い。VIX恐怖指数14.41(-0.62%)、WTI原油先物78.84(-0.37%)。金先物2162(+0.22%)、ビットコイン円9,880,431(-0.04%)。
 7日の日経平均492円安。大引け3万9598円。TOPIX2718(-12)。10年債0.730%(+0.020)。米10年債4.107%(-0.001)。上海総合3027(-0.41%)、香港ハンセン16,229(-1.27%)、インドNifty22,493(+0.09%)、ロシアRTS1147(-0.39%)。グロース765.78(-1.29%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■■(****)など。今年の賃上げ5.85%(昨年4.49%)という。11日取材のため12日付本欄休載になります。(了凡)