証券ビュー

アンコール伊勢町

これから10年全盛時代 日本の製造業が世界経済をリード (2024.03.06)

 3日ぶり小反落。日経平均小陽線の引け。後場下げ渋った。4日米主要3指数反落を受けたもので、TOPIXの反発が主因。2719(+13)で引け34年ぶり高値更新。主力の一角が買い直された。プライムの出来高17億4100万株、売買代金5兆1000億円。値上がり931(値下がり670)。引け後、先物が小甘い。6~7日FRB議長の議会証言、8日メジャーSQと米雇用統計発表。さらに、5日始まった中国全人代(11日まで)の成り行きも気懸かり。ドル円150.400(-0.04%)に対し香港ハンセン16,162(-2.61%)、金先物2135(+0.42%)、ビットコイン円10,036,278(-2.39%)など波乱含みだ。ブルームバーグによると、米国著名エコノミストが「ノーランディング」の可能性に言及。米経済は潜在成長率を上回りインフレが高止まりするという。米金融当局が早期かつ大幅な利下げに踏み切らないなら、成長に関する好材料が市場にとって悪材料になる旨にも触れた。2008年の金融危機を的中したといわれ当たらずとも遠からず。今週のポジション調整が小動きとすれば来週大荒れも考えられる。ロイターによると、第2次チャイナショックが伝えられるためだ。新興国で進行中の債務危機を過小評価。米国とユーロ圏の金利が急上昇し、多くの借り手が窮地に立っている。仮にノーランディングが成功しても、米つなぎ予算と同様のべつ幕なし。時間稼ぎに過ぎない。日本の場合、調整に30年かかった。需給ギャップ解消によるもので、この間GDP世界3位と個人金融資産2121兆円(2023年9月)、対外純資産418兆円(2024年公開版)など高水準。対外純資産32年連続世界一だ。1年前米シリコンバレーバンクやクレディー・UBSなど連鎖危機と中国の恒大、碧桂園清算にもさほど動じない。何かあるたび米中共倒れを懸念して外資が日本に資金を移している。年明け中東のオイルマネーが急増。中国から鞍替えした模様だ。34年前、日本のバブル崩壊により米国に高跳びした1500兆円も一部里帰り。どんな危機がやってきても、日本なしに回らない状況になった。米中や欧州のAIも日本の半導体がルーツといわれ、シリコンからカーボン系に変わっても追いつき追い越すまで。製造業の復活なしに経済回復を見込めない。■■■■(****)のUSスチール買収と■■■■■■(****)の連結最高益更新がフラッグシップになった。■■■■■(****)、■■■■■(****)に■■■■(****)然り。ロングで1割、2割押しを拾うところだ。日経平均で4000円安、8000円安に相当する。一にも二にも日本の製造業復活。これから10年、全盛時代を迎える見通しだ。
 日経平均先物によると、5日大証ミニ4万0160円(+0.05%)に対しラージ同、シカゴ同。現物より62円高い。ダウ先物3万8961ドル(-0.16%)。同29ドル安い。VIX恐怖指数13.77(+2.08%)、WTI原油先物78.11(-0.80%)。金先物2130(+0.19%)、ビットコイン円10,097,471(-1.79%)。
 5日の日経平均11円安。大引け4万0097円。10年債0.695%(-0.015)。米10年債4.188%(-0.029)。上海総合3047(+0.28%)、インドNifty22,356(-0.22%)、ロシアRTS1146(+0.75%)。グロース767.44(+0.10%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)など。日本の製造業が世界経済をリードする。(了凡)