外資が因縁玉肩代わり 国内でも米国M7を巡り宝探し (2024.03.05)
週明け続伸。日経平均小陰線の引け。4万円大台を突破した。1日米主要3指数続伸、夜間取引4万0190円によるもので、バブルの因縁玉を消化している。2月を境に小回り3ヵ月。国内勢34年のシコリを外資が肩代わり。高値圏のもみ合いだ。6~7日FRB議長の議会証言を踏まえ、8日SQに米雇用統計発表。中国の全人代(5~11日)と相まって関門に差しかかる。プライムの出来高18億5900万株、売買代金5兆3800億円の大商い。値上がり425(値下がり1195)にとどまった。東証33業種のうち上昇9に過ぎない。フィラデルフィア半導体(+4.29%)やアルゼンチンMERVAL(+3.97%)、ビットコイン円(+3.85%)など手掛かり。国内で昨年10~12月の設備投資14兆4800億円(16.4%増)と日経が225のうち3銘柄を半導体関連に入れ替え好感された。依然超低金利で日銀の金融正常化がベース。5日、スーパーチューズデーにも動じない。直近、トランプ氏の支持率47%に対しバイデン氏45%。後者が若干リードとの見方もあり、事実上メディに不可欠なネタといわれる。世界中、ドルと金先物を担保に新たな投資先を模索しているのが現状。米中のほか欧州にロシアまで手掛かり難。相対的にしばりが軽く需給のいい日本に目星をつけた。34年前、3万8915円を「平和の配当」と勘違いした国内勢がやれやれの売り。小回り3ヵ月の末5~11月巻き戻しとみられ、得意の逆張りに馴染まない。ホロスコープによると、180年前幕末の小判改鋳と同じ配列。幕府、維新政府も資金難に喘ぎ外国と手を組むほか選択肢を限られた。当時活躍した日本人が大半帰化人といわれ、維新政府をリードしたのは渋沢栄一(1840~1931)や岩崎弥太郎(1835~85)、五代友厚(1836~85)といった人物。しかし、勝海舟(1823~99)と西郷隆盛(1828~77)の無血開城(1868)が見事。紆余曲折の末国益で合意した。算命学によると、2024~25年にかけて2転3転。26~27年一本化する見通し。ホロスコープ180年に見合うもの。歴史は繰り返すという。今や、コロナにウクライナ・イスラエル戦争を通じて体制派ピンチ。ソフトランディングが符丁になった。日本は30年デフレを乗り切り需給世界一。消去法で世界の先頭になっている。
日経平均先物によると、4日大証ミニ4万0160円(+0.02%)に対しラージ同、シカゴ0155円。現物より41円高い。ダウ先物3万9034ドル(-0.28%)。同53ドル安い。VIX恐怖指数13.49(+2.90%)、WTI原油先物79.33(-0.80%)。金先物2090(-0.24%)、ビットコイン円9,802,000(+3.45%)。
4日の日経平均198円高。大引け4万0109円。TOPIX2706(-3)。10年債0.710%(-0.005)。米10年債4.204%(+0.021)。上海総合3039(+0.41%)、香港ハンセン16,595(+0.04%)、インドNifty22,405(+0.12%)、ロシアRTS1137(+1.34%)。グロース766.69(+0.40%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)など。日本は34年前半導体で世界一といわれ、シリコン系(ケイ素)でダントツになった。TSMC(台湾積体電路製造)熊本工場とラピダスがキャッチアップに取り組んでいるものの、次世代半導体の主流がカーボン系で遅れを取っているという。国内でも米国のM7を巡り宝探しが始まった。(了凡)