ウクライナが敗れる日 ロシア3日天下後に日本倍返し (2024.02.22)
続落。日経平均小陽線の引け。後場下げ渋った。20日米主要3指数下落を受け手掛かり難。21日エヌビデアのオプションが波乱を見せた上、Newsweekが「開戦2年ウクライナが敗れる日」を特集。持ち高調整に先物売りも出ている。プライムの出来高15億3500万株、売買代金4兆2800億円。値上がり598(値下がり991)。22日にかけてエヌビデアの決算にFOMC(1月議事要旨)の開示もあり気迷いが尾を引く見込みだ。ウクライナの場合。米支援なしに戦闘続行が困難。新たに入手した情報によると、ゼレンスキー政権が5月まで持たず9月に終了する見通し。ワシントンのシンクタンク研究所(ISW)が昨年12月の分析でロシア勝利なら無論、戦闘凍結でも悲惨な結果になると発表。同盟国が今後1年望ましい結果を出すため、ウクライナ支援法案の成立が必要と頼りない。13日、米上院は対ウクライナ支援600億ドル(約9兆円)を含む緊急予算案を可決した。しかし、下院で共和党が反対。依然成立のめどが立っていない。一方、20日安保理でガザ停戦案を否決。米国が拒否権による代替案を提示し暗礁に乗り上げたまま。米中共倒れのほかロシア3日天下説も有力。産業革命から200年、大国による植民地支配の限界が市場に漂っている。関連情報によると、イスラエルの行動は大虐殺であり悪魔的な行為。米国が支援しており世界も沈黙している。ネタニヤフ首相が交代してもパレスチナ人に対してホロコースト続行。良心的なイスラエル人が国外に去りつつある。ロシアの刑務所に収監された反体制派の指導者ナワリヌイ氏が死亡したが、彼は国粋主義者でCIAとM16に資金援助されプーチン政権打倒を目指していた。「ナワリヌイの動画」なる証拠もあるという。背景がどうあれ、世界の主要ファンドが日本に資金を持ち込んでいるのは明らか。日銀がマイナス金利をゼロまで引き上げ、将来本格的な引き締めを見込んでいないのがミソ。景気が過熱せず低金利が株と長期債の運用に恩恵をもたらしていると日銀にエール。それも、長期的な強気市場で唯一の存在。日銀が3、4月利上げする可能性に言及。株のほか円も上昇するという。30年デフレをしのぐ上で8年マイナス金利を据え置いた罰ゲームによるもの。バブル崩壊の失敗から学んだ。ホロスコープをはじめガイアの法則、日月神示など高次元の材料が循環論で登場。国運も26~27年最高の見通し。年明け早々、能登半島地震で喝が入った。ロシア3日天下後に倍返し。和田秀樹氏(63)に負けていられない。
日経平均先物によると、21日大証ミニ3万8330円(+0.10%)に対しラージ同、シカゴ同。現物より68円高い。ダウ先物3万8592ドル(-0.13%)。同28ドル高い。VIX恐怖指数15.77(+2.27%)、WTI原油先物76.65(-0.51%)。金先物2040(+0.01%)、ビットコイン円7,710,369円(-1.67%)。
21日の日経平均101円安。大引け3万8262円。TOPIX2627(-5)。10年債0.720%(-0.010)。米10年債4.256%(-0.015)。上海総合2950(+0.97%)、香港ハンセン16,503(+1.57%)、インドNifty22,055(-0.64%)、ロシアRTS1074(-1.76%)。グロース745.35(-2.60%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)など。ウクライナが敗れる日を受け入れた。(了凡)