証券ビュー

アンコール伊勢町

日本のポジション上昇 ターニングポイント米大統領選 (2024.02.20)

 4日ぶり小反落。日経平均十字足の引け。春節明けだ。19日NY休場(ワシントン誕生日)を踏まえ、上海総合2910(+1.56%)と香港ハンセン16,155(-1.13%)まちまち。前週末香港が先行し、中国メディアの楽観論が相次いだという。政府系ファンド介入が伝えられ、経済の苦境が深刻化する中で反発の持続性に疑問を残した。ブルームバーグによると、19日本土株のCSI300指数が0.8%高で取引を再開し数分後買い戻し一巡。連休中堅調な旅行や消費支出に拘らず上値が重い。デフレ圧力や不動産危機に見舞われて根強い懸念がうかがえ、預金準備率引き下げのほか追加支援が必要という。一方、日本は日銀総裁と副総裁がマイナス金利解除後も緩和堅持。実質金利が大幅なマイナスでロングの買いに分がある。垂水前中国大使によると、中国では経済発展と国家の安全が衝突した場合国家優先。日本は脇に置いておけばよい。どれほど豊かで強くなろうと、1840年のアヘン戦争から抜け出せず被害者意識が強い。このため、20日以降香港の後追い。日本のバブル崩壊に輪をかけた調整が予想される。これに対し米国はしたたか。バイデン政権の高官によると、直近上院で可決された950億ドルの緊急予算案に607億ドルのウクライナ支援が含まれるが、このうち64%米国の防衛産業に還流する見込み。イスラエルも似た事情にある。しかし、16日ロシア反体制指導者ナワリヌイ氏獄死を巡り不可解な騒動が発生。体制派も浮き足立った。2月から小回り3ヵ月調整に呼応する場面。ホロスコープによると、5~10月体制派がよりを戻し11月から反体制派が巻き返す見通し。つまり、米大統領選がターニングポイントとみられ、一段と日本のポジション上昇。30年横にはった分立つと大きい。無事持ち堪えるだけで倍返し。日経平均6万8000円が天の岩戸とみられる。大筋、2024年から20年続くといわれ、180年前明治維新の令和版。中国のアヘン戦争を縁故に米中共倒れ、ロシア3日天下。その後、日本にとって弥勒の時代と述べた。都道府県や市町村が神社とお寺からできたことも事実。信教の自由を認め、思想や良心の自由、政教分離についても寛容で弥勒そのもの。何より、世界中のお金が集まり始めた。年度末にかけて1割や2割調整が予想されるものの、日経平均最高値更新目前。7月に20年ぶり新札が発行され、タンス預金推定30~80兆円事実上合流の見込み。日本人でないと味わえない。
 日経平均先物によると、19日大証ミニ3万8460円(-0.16%)に対しラージ同、シカゴ8475円。現物より5円高い。ダウ先物3万8729ドル(+0.08%)。同101ドル高い。VIX恐怖指数14.70 (+3.23%)、WTI原油先物78.29(-0.22%)。金先物2028(+0.24%)、ビットコイン円7,860,736(+0.54%)。
 19日の日経平均16円安。大引け3万8470円。TOPIX2639(+14)。プライムの出来高15億9500万株、売買代金4兆3500億円。値上がり1245(値下がり374)。10年債0.730%(+0.005)。米10年債4.295%(+0.062)。インドNifty22,122(+0.37%)、ロシアRTS1110(+0.25%)。グロース765.49(+1.62%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。日本のポジション上昇が興味深い。(了凡)