証券ビュー

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ロシアRTSが底堅い タッカー・カールソンも時の人 (2024.02.09)

 3日ぶり反発。日経平均大陽線の引け。34年ぶり高値を更新した。7日ダウ最高値更新に呼応するもので、8日午前日銀副総裁が奈良でマイナス金利解除後も「緩和基調を維持する」旨の発言を好感。先物の買い戻しを呼び水に後場一段高。プライムの出来高20億9600万株、売買代金5兆5600億円にひきかえ、値上がり584(値下がり1013)にとどまった。指数によると、プライム1318.79(+0.50%)に対しスタンダード1228.04(-0.09%)、グロース895.24(-0.24%)。同250も708.96(-0.11%)と圏外。主力の大型株に集中している。国内で決算発表を除き新たな材料も見当たらず、昨年経常収支の黒字20兆6000億円(+92.5%)がせいぜい。資源高一服と旅行収支好転によるもので、中国の消費者物価が0.8%下落(1月)し4ヵ月連続マイナス。14年ぶりの落ち込みという。旧ソ連時代(1922~91)の統計を踏襲しており、共産党独裁で実体経済と噛み合わないまま。株価対策に追われ証券当局のトップ退任。上海市共産党副書記が後任という。昨年から外資のほか国内の資本流出も顕著でじり貧。8日の上海総合2865(+1.28%)、香港ハンセン15,878(-1.27%)もぎこちない。むしろ、ロシアRTS1120(-0.41%)が底堅い。2月から小回り3ヵ月の調整が今後予想される巻き戻しのエネルギーと述べた。8日入手した情報によると、タッカー・カールソンがプーチン氏とインタビュー。ウクライナ戦争の真相に迫るもので、ロシアが全ての戦線で圧倒しウクライナ無抵抗。武器・弾薬のほか資金難が主因。西側メディアに騙されたという。プーチン氏の場合、ゼレンスキー氏がコメディアンだった頃、彼と会ったことがある。面白い男で戦争が終わったら「よりを戻す」とジョークを飛ばす。このため、バイデン氏が窮地に立つ見通し。一方、7日イスラエル首相がハマスの休戦案を拒否しガザ南部の作戦を指示した件。米国がイスラエルに送る兵器やお金で多くのパレスチナ人が殺されている。子供と女性75%といわれ、1ヵ月以内に完全勝利するという。ガザからパレスチナ人を追放し「大イスラエル構想」の実現が目的。一方、サウジが中東に平和をもたらすため、パレスチナ国家の建設を改めて表明。イスラエルにとって、米国を巻き込みイランと戦争を起こすことが最後の望みになった。コロナ明け、ウクライナとイスラエルの戦争が巻き戻しの目玉。世界主要70ヵ国の選挙が11月まで続き、2月8日起きた先物の買い戻しが当面の材料。戦争なしに回らない連中が延命を図っている。
 日経平均先物によると、8日大証ミニ3万7030円(+0.45%)に対しラージ同、シカゴ7020円。現物より157円高い。ダウ先物3万8729ドル(-0.12%)。同52ドル高い。VIX恐怖指数13.04(+1.64%)、WTI原油先物74.48(+0.84%)。金先物2044(-0.37%)、ビットコイン円6,679,162(+1.90%)。
 8日の日経平均743円高。大引け3万6863円。TOPIX2562(+12)。1990年2月28日以来の高値を更新した。10年債0.700%(-0.005)。米10年債4.114%(+0.002)。インドNifty21,717(-0.97%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■(****)など。10日夜東京から11日ラスベガス入りするテイラー・スウィフトに続き、6日タッカー・カールソンもプーチン氏のインタビューに成功。時の人になった。(了凡)