破戒と再生が隣合わせ SLIMのデータ週内会見の見込み (2024.01.23)
週明け続伸。日経平均中陽線の引け。全面高だ。前週末米主要3指数続伸、先物高を受け再び窓を空けて上放れ。23日の日銀政策決定会合で緩和維持を見越した推移。イスラエルとハマスの戦闘休止交渉も伝えられ、後場戻り高値を更新した。このほか、JR七尾線の一部運転再開や珠洲・能登の小中休校解消、台湾民間の能登地震見舞25億円超など明るい材料。引け後、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が「SLIM」(=Smart Lander for Investigating Moon)の現状を伝え、日経平均最高値3万8915円が射程圏に入った。プライムの出来高14億8400万株、売買代金4兆2100億円。値上がり1472(値下がり166)。21日、冥王星が水瓶座入りしたホロスコープの影響といわれ、破戒と再生が堰を切って動き出した。能登復活が先決で異論なし。しかし、再稼働申請中の志賀原発がトラブル続き。最大10か所でデータ得られず、
復旧に半年以上かかる見通し。手放しで喜べない。前日、「市場もSLIM同様60点」と述べた。19日の日経平均終値3万5963円を0.60で割ると5万9938円。満点を取った時の目安で興味深い。事実、JAXAが月面着陸した「SLIM」から膨大なデータを取得。週内に会見する見込みだ。メディア3本の情報をまとめると、20日0時20分着陸後もテレメトリデータを正常に発信。直後、太陽電池のトラブルが明らかになり、内臓バッテリー残量12%の時点で切り離した。同データによると、太陽電池パネルが西を向いたまま。月面で太陽光が西に当たると発電の可能性があり、復旧に向け準備中。着陸後、電源を切るまで降下中や月面で取得した技術・画像データを地上に送信完了。詳細な分析に入った。週内に発電再開が伝えられ、会見で新たなデータがわかると日本の技術トップクラス。地球から月まで約38万㎞。目的地の100ⅿ以内にピンポイント着地するわけで、米国のM7(アップル・アルファベット、マイクロソフトなど)に引けをとらない。AIも次世代に突入する。■■■■■■(****)とつき合うだけで月旅行気分。上場来高値2960円(1999年6月1日)に挑戦する場面。アニメやゲームと並び玩具も日本ブームになりそうだ。■■■■(****)は19日経産大臣発言止まり。高い緊張感をもって安全最優先。地元や社会に不安を与えず、速やかに信頼できる情報を丁寧に発信するよう指示が出た。事実上、■■■■(****)の後追い。青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の完成予定が24年度上期。再稼働賛成と反対派が平行線といわれ、難しい対応を迫られた。
日経平均先物によると、22日大証ミニ3万6595円(+0.04%)に対しラージ6590円、シカゴ同。現物より43円高い。ダウ先物3万8105ドル(+0.16%)。同241ドル高い。VIX恐怖指数 13.70(+3.01%)、WTI原油先物73.58(+0.45%)。金先物2027(-0.09%)、ビットコイン円6,031,940(-2.05%)。
22日の日経平均583円高。大引け3万6546円。TOPIX2544(+34)。10年債0.650%(-0.015)。米10年債4.096%(-0.049)。上海総合2756(-2.68%)、香港ハンセン14,961(-2.27%)、ロシアRTS1137(+0.63%)。グロース709.25(+2.46%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)など。破戒と再生が隣合わせになった。(了凡)