能登と羽田が鍵を握る ゴルディロックスの限界巻き戻し (2024.01.09)
前週末小反発。日経平均小陰線の引け。まちまちだ。5日ダウ25ドル高(4日10ドル高)、夜間取引で先物が90円高の3万3410円をつけており小動き。可も不可もない米雇用統計を受け入れ、米10年債が4%をはさみ上下に揺れた。ダウ10週ぶり陰線。1年の走りとみられる。昨年までFRB議長が反復していた「歴史は早期の金融緩和を戒めている」旨の場味。探ってみると、顧客の買い余力が後退。JPモルガンの調べで現金比率が2021年末以来の低水準。今後、持ち高が積み上がった「米株と債券に下振れリスクがある」という。インフレの沈静に曲折が予想されるためで買い場探し。ゴルディロックス(適温相場)の限界がやってくる。13日の台湾総統選、11日と21日ホロスコープの変化日など逐一わかる。1日能登半島地震、羽田の事故もゴルディロックスの挙句たまっていたものが出た。発会と5日の日足が年足に繋がっても、ウクライナ・イスラエル戦争に世界中選挙尽くめ。11月の米大統領選まで持ち越した巻き戻しが続く見通し。6日入手した情報によると、ロシアは15日からウクライナ北部でも新たな攻勢。ウクライナは法定根拠なしに兵士を召集。黒海を含め全ての戦場でロシア優勢。バイデン政権は中東向け戦闘拡大準備に入った。イランはイスラエルの挑発に乗らない。BRICSに加盟しユーラシア経済同盟に参加。最近の経済成長率7%。同盟国に中国やロシア。トルコにインド、パキスタン、サウジとも友好関係がある。ネタニヤフ政権はヒトラー(1889~1945)と同じ。米国は勝手にロシアを敵にしたが、ロシアは米国を嫌いではない。欧米エリート層がウクライナ戦争を起こしたため、ロシアは強固になり軍事力も格段に高度化された。5日の情報も西側メディアと一線を画し、イスラエル政権は人質の解放を望んでいない。多くのイスラエル国民が永久に国内から離れようとしている。パレスチナ人のシナイ半島追放も進んでいない。ネタニヤフ首相は、米国とイランの戦争が夢。バイデン政権はネタニヤフ氏のいいなり。彼の代わりがいない。このため、長期的に欧米が敗北。イスラエルはアフガン、ウクライナに続き失敗の公算が大きい。6日ロイターによると、数十年ぶり世界的な選挙ラッシュ。人口の半分、GDPで60%以上が対象。大盤振る舞いと金利上昇によりリスク増大と警鐘を鳴らす。国内は1月新NISA移行と7月新札発行、その後解散総選挙が焦点。個人金融資産2121兆円(23年9月末)、タンス預金85兆円の顚末も興味深い。能登と羽田の進捗次第で市場にお金が集まってくる。
日経平均先物によると、直近大証ミニ3万3425円(+0.32%)に対しラージ3410円、シカゴ同。現物より33円高い。ダウ先物3万7710ドル(-0.01%)。同244ドル高い。VIX恐怖指数13.35(-5.52%)、WTI原油先物73.95(+2.44%)。金先物2052(+0.13%)、ビットコイン円6,344,730(-0.76%)。
5日の日経平均89円高。大引け3万3377円。TOPIX2393(+14)。プライムの出来高16億3900万株、売買代金3兆9300億円。値上がり841(値下がり777)。10年債0.600%(-0.015)。米10年債4.054%(+0.062)。上海総合2929(-0.85%)、香港ハンセン16,535(-0.66%)、インドNifty21,710(+0.24%)、ロシアRTS1087(+0.48%)。グロース694.28(-2.59%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■(****)など。能登と羽田が鍵を握る。(了凡)