21日新たな局面迎える 売られ過ぎと買われ過ぎの仕手戦 (2023.12.20)
反発。日経平均大陽線の引け。後場急伸した。正午前、日銀の緩和維持を受けたもので高値引け。年内政策修正を見込んだショート(売りポジション)の買い戻しが主因。引け後、先物が高い。前日ダウ0.86ドル高、日鉄(5401)のUSスチール買収も消化難。日銀の金利正常化を巡り水面下の調整が続いている。0.1%であれ、正常化すると日本の米国債売りが増加するためで、「年末から来年にかけてチャレンジング」(日銀総裁)という。プライムの出来高14億9000万株、売買代金3兆6300億円。値上がり1211(値下がり401)。道理でパンチに欠ける。■■■■■■■(****)と■■■■■■■■(****)、■■■■■■■■■■(****)3銘柄で日経平均を半分持ち上げた。ブルームバーグによると、FRB議長はじめ米金融当局が景気後退回避とインフレ抑制両立を可能と考え願っているものの、そうならない可能性も非常に大きい。ノーランディングも考えられ、景気過熱と引き締め再開に追い込まれる。物価目標2%にしても、最後の1マイルでつかまる恐れがある。予想にばらつきがあり、一つのトレンドが終わり新たな局面を迎えるという。世界が利上げと引き締めに苦しむ一方、唯一例外が日本。バブル崩壊に伴う30年デフレを乗り切り金利正常化の踊り場に入った。そこに醍醐味がある。18日、日鉄のUSスチール買収発表が試金石。伸び切ったバブルでロックフェラーセンタービルを買収した当時と対極。紆余曲折の末、やり手の橋本社長(68)がまとめる見通し。2019年4月、財閥解体のくびきを外れ製造業復活。次のステップとみられる。■■■■■■(****)が北米で米雇用を拡大しながらハイブリッドで世界をリードしており、米国内8基の高炉を足場に総合力世界№1の鉄鋼メーカーを目指す。■■■■■(****)、■■■■■(****)と並び軸足が決まった。19日入手した情報によると、ウクライナ情勢が支離滅裂。ベトナム戦争の再来という。米国が資金を拠出するほどウクライナが破滅に近づくといわれ、凍結したロシアのドル資産を売却すると国際法違反。米国は世界90%の反対を押し切り連日イスラエルに武器弾薬を送っている。欧米の主要メデイアが1年半前から起きたことを今頃報道し、ウクライナはロシアに無条件降伏するほか道がない旨手厳しい。英米のネオコンがイスラエルを盾に中東で大きな戦をしたがっている模様。市場とメディアがソフトランディングにこだわると裏目に出る。21日、冬至の1日前に相当し正中点。売られ過ぎと買われ過ぎの仕手戦。日本が駆け込み寺になりそうだ。
日経平均先物によると、19日大証ミニ3万3470円(+1.03%)に対しラージ同、シカゴ3480円。現物より261円高い。ダウ先物3万7742ドル(+0.17%)。同436ドル高い。VIX恐怖指数12.49(-0.56%)、WTI原油先物72.69(-0.18%)。金先物2043(+0.12%)、ビットコイン円6,216,250(+2.10%)。
19日の日経平均460円高。大引け3万3219円。TOPIX2333(+16)。10年債0.635%(-0.030)。米10年債3.906%(-0.043)。上海総合2932(+0.05%)、香港ハンセン16,505(-0.75%)、インドNifty21,453(+0.16%)、ロシアRTS1072(-0.29%)。グロース686.60(+2.04%)。値上がり率ランキングによると、関係分で■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■(****)、■■■■■(****)、■■■■■■■(****)、■■■■■■■■(****)、■■■■■■■(****)など。21日、新たな局面を迎える。(了凡)